おぼれた男児息吹き返す…海水浴客見事な連係

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130816-OYT1T00367.htm

Yomiuri.co.jp

 富山市の岩瀬浜海水浴場で15日、海水浴に来ていた小学4年生の男児(10)がおぼれる事故があった。一時は意識を失う危険な状態だったが、海水浴客が連係して救命処置を施し蘇生、一命を取り留めた。

 富山北署の発表によると、同日午前11時頃、岸から約50メートル離れた海の中で遊んでいた富山市の小4年男児が姿を消した。叔父(39)が水深約2メートルの海底で発見し、引き上げた。「助けて、救急車」。叔父の叫びを聞き、富山市の男性会社員(44)は、横たわる男児に駆け寄った。目は開いているが意識はない。

 呼吸も確認できず、すぐに119番した。「自分にも同じくらいの子どもがいる。人ごととは思えなかった」 海水浴客の中に、歯科医師で富山大大学院生の男性(30)と、父の歯科医師(59)がいた。親子で男児の首や手首に触れ、口元に顔を近づけると、脈とかすかな呼吸が確認できた。

 「気道確保だ」。大学院生は男児のあごを持ち上げ、別の男性(36)が人工呼吸を行うと、男児の口や鼻からゴボゴボと海水が吹き出した。名前を呼びかけると、男児は口をパクパク動かして反応した。 「頑張れ」「生きて」と声が飛び交った。約5分後、救急隊が到着。酸素マスクをつけると、男児は肩で大きく息をした。

 同署幹部は「短時間に適切な処置が施されたことで最悪の事態を免れた」と語る。大学院生は本紙の取材に、「子どもは素早く適切な処置をしないと後遺症が残ることなどを大学で学んだ。医療従事者として自分にできることは何でもしなければと思った」と話した。

>>歯科医師として、医療にかかわる者として、このような知識は必要かと思います。

   知識はあっても、実際に現場に直面してしまうと、あたふたしそうですが、救命に関わら

   れた、お二方に敬意を表したいと思います。

法歯学

http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=253800
agora.co.jp
 「歯医者は探偵を兼ねている」といえば大げさだが、歯科医が遺体の身元確認に貢献する態勢が整いつつある。日本では毎年、約1200人の身元不明遺体が出るが、東日本大震災では、その1割近くが歯が決め手となって身元が確定した。紀伊半島大水害でも歯科医が活躍した。

 ▼この分野は法歯学といい、知人だった故鈴木和男日本歯科大名誉教授が草分けだ。28年前に日航機が御巣鷹山に墜落した事故では、鈴木研究室の全員が4カ月間手弁当で現地を調査し、全員の身元を確定させた。当時「法歯学は奉仕学だ」と鈴木教授は語っていた。

 ▼24年前に起きた宮崎勤死刑囚の連続幼女誘拐殺害事件でも、法歯学が被害者の身元確定に貢献した。鈴木氏の著書『遺体鑑定』(講談社)はいま読んでもスリルに富む。

 ▼こうした成果を踏まえ、身元確認に歯科医の関与を明文化した法律ができた。今後は国家試験にも出るし、歯科医の研修も各地の歯科医師会の手で行われる。

 ▼田辺西牟婁歯科医師会理事、西出元さんによると、歯科はいま、従来の「治療する、抜く」といった役割から、法歯学、細菌学、力学などの成果を取り入れた総合科学に脱皮しようとしている。県でも4月と5月の2回、講習会があり、大規模災害時の対応、身元確認用のデータベースの整備などについても討議したそうだ。

 ▼「痛くない治療」に加え、新分野への歯科医の貢献は患者も大歓迎だろう。

>>歯科医師会からも、連絡がきますが、法歯学は、もっと脚光を浴びていい学問かと思います。
 身元不明の遺体が、この「歯式」により、わかるケースも多々あります。今後についても要チェックの内容かと思います
 

クジラも歯が命?「虫歯なし」 和歌山・太地で歯磨き

http://www.asahi.com/national/update/0602/OSK201306010165.html

歯と口の健康週間(4~10日)にあわせ、和歌山県太地町の町立くじらの博物館では1日から、クジラの歯磨きが始まった。9日まで。
 この日、歯磨きをしたのは、コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウの3種類のクジラ。1列に並んで大きく口を開け、飼育員が洗車ブラシなどでゴシゴシ。「どのクジラにも虫歯はありません」と桐畑哲雄副館長から太鼓判を押され、好物のホッケ、イカなどをもらっていた。
 大阪府熊取町から家族4人で訪れた幼稚園に通う氷室優君(6)は「クジラに負けないよう歯磨きする」と話していた。
 歯磨きはクジラショーの後、1日4回実施する。問い合わせは同博物館(0735・59・2400)へ。

>>興味ある方は、ご連絡してください

カバは歯磨きが好き 白浜、園児がごしごし

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130604/wlf13060419530023-n1.htm

sankei.jp

虫歯予防デーの4日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で恒例のカバの歯磨きがあった。
 大阪歯科大病院(大阪市)の歯科医菊池優子さんが、雄のカバ(20歳、体重約2トン)の歯40本を調べ、虫歯はゼロと診断。保育園児が2人一組になり、柄の長いブラシを持って順番にカバの歯を磨いた。
 カバは大きく口を開け、気持ち良さそうな表情を見せて園児らを喜ばせた。
 飼育員によると、カバは毎日、干草などを20キロぐらい食べるといい、口の中を洗われるのが好きで、普段はブラシではなくホースで水をかけて汚れを落としている。

>>動物の歯の治療については、獣医師がメインでおこなっていますが、獣歯科医師はいないため、なかなか歯の治療は難しいのではないでしょうか。この分野について、将来的には獣歯科医師が誕生する可能性はあるのでしょうか?

宮崎に奥歯なし…パンチ力の向上へ治療も

http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20130529-1134588.html

ニッカンスポーツ

WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(24=井岡)が意外な悩みを明かした。実は06年12月のデビューごろから上の奥歯が左右ともに2本ずつないという。虫歯になった状態でボクシングに打ち込んだ結果。だが奥歯をかみしめることはパンチ力向上につながるためインプラントなどの治療を考えている。「結構お金もかかるでしょうが、それぐらい稼げる男にならないと」と笑った。

>>大臼歯部での咬合がなくて、世界王者なんですね。かなりびっくりしました。大臼歯での噛み合わせがそろうと、さらに強くなるのではないでしょうか。今後に期待ですね!!

じゃんけん歯磨き

http://diamond.jp/articles/-/36616

Diamond.jp

最近、昼過ぎになると、男性でもトイレで歯を磨く人を多く見かけるようになった。歯磨きが習慣化すると、食後歯磨きをしないだけで気持悪く思えるのだ。新幹線の中でお弁当を食べた後でも磨く人は増えてきた。

もともと女性は昼食後歯磨きをする人は多かった。今ではほとんどの人の習慣になっているように思う。

(続きはリンク先よりどうぞ)

>>内容としては、歯ブラシを持っていない反対側の手が、だらしないようだと、見た目が非常に悪いので、反対の手で、グーかパーを作り、歯磨きをしている格好を良くしようという内容でした。じゃんけん歯磨きというタイトルは、ナイスタイトルだと思いました

春の叙勲 旭日双光章 元飯田下伊那歯科医師会会長 松村雄郷さん

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130430145419308

中日新聞

歯磨きの重要性訴え

松村 雄郷さん

春の叙勲が28日発表され、長野県内関係者は98人(うち県内在住者68人)が受章した。このうち旭日双光章の元飯田下伊那歯科医師会会長、松村雄郷さん(75)に受章の喜びを聞いた。

27歳の時、故郷の阿南町で父の歯科医院で働き始めた。32歳で独立し、飯田市で開業した。

当時は歯の健康に対する意識が低く「多くの子どもが虫歯だった」と振り返る。

「食べることで良い人生が味わえる。体の健康には口腔(こうくう)衛生が欠かせない」と、子どもや保護者に歯磨きを指導、口腔衛生の重要性を訴えてきた。

「今は口腔衛生に対する意識がとても高くなった」とうれしそうに話す。「しっかりとかんで、健康になってほしい」と考え、今も治療に当たっている。 (西川正志)

>>このような記事を見ると、心が和みます。75歳にて、現在も第一線で働かれながらの、この、春の叙勲 旭日双光章の受賞。私が75歳になった時には、果たしてどのような人間になっているのか。こういう方々に少しでも近づけるよう、日々精進していきたいと思います。

日野原重明の100歳からの人生 自由診療は何が自由なのか

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=73505

yomidr

最近は、医療の内容が非常に進歩してきました。どんなに高額な医療費でも、それを払える富裕な階層の人には好都合とはいえても、一般の人たちには関係のないことなのかといった声をよく耳にします。

そこで、「自由診療」について解説することにしましょう。

 診療には、大きく分けると保険診療と自由診療の2つがあります。みなさんが病気をしたり、けがをしたりした時には、みなさんの誰もが持っている健康保険証を病院や診療所の窓口に出せば、一部負担で、診療や検査をしてもらったり、処方された薬をもらうことができます。この場合、経済的な事情で医療費を支払えない人は、生活保護の認定を受ければ、無料で診療も受けられますし、入院することもできます。

 これに対し、自由診療は、保険診療では認められていない最先端の検査や治療を自費でうけることをいいます。

 どのような治療法が自由診療かというと、まぶたを二重にすることや隆鼻術などの美容整形があります。歯科では、抜歯や入れ歯や歯周病の治療は保険診療になりますが、入れ歯の代わりにインプラントという人工歯をあごの骨に埋め込む処置はすべて自費で、いわゆる自由診療となります。

 がんの粒子線療法という高額な治療は自費です。患者の血液からリンパ球を採血して、それを加工して再び体内に注入する免疫療法も、保険の対象外です。

 幹細胞治療については、最近、問題になっているものは保険診療としては認められていません。

 お金を払ってでも自由診療を受けたいと願うのであれば、内容や効果、そして危険性について、その方面の専門医に相談して、診療を受けるかどうかを十分に話し合うことが必要です。

>>自由診療の根本について考えらされる内容ですね。

4月1日より歯科医師国民年金基金の加入対象者を拡大

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5685

 

 4月1日より歯科医師国民年金基金の加入できる対象者が拡大される。従来、同基金の加入員は、「歯科診療所に従事する歯科医師で、国民年基金の第1号被保険者」に限定されていたが、4月1日から(1)および(2)のように加入要件を拡大することとなった。新しい加入要件は下記の通り。

1)歯科診療所に従事する「従業員」で、国民年基金第1号被保険者の方。
2)歯科診療所に従事する歯科医師・「従業員」で、「国民年基金の任意加入被保険者」(60歳以上65歳未満)の方。
※「従業員」とは、歯科診療所に従事する歯科衛生士・歯科助手・事務等。歯科技工士は除き、歯科技工士は歯科技工士国民年金基金に加入することができる。
※「国民年基金の任意加入被保険者」とは、①日本に住所がある方、②60歳以上65歳未満、③老齢基礎年金を繰上げ受給していない方、④納付月数が480月(40年)未満の方、のいずれにも該当するものを指す。

>>>歯科医師年金の今後に注視していきましょう。

薬剤師の業務範囲の見直し検討へ-厚労省

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000003-cbn-soci
厚生労働省は13日、薬剤師の業務範囲の見直しに関する検討の場を設ける方針を決めた。同日のチーム医療推進会議で了承された。同省は現在、特定の医療行為を担う看護師(いわゆる「特定看護師」)の制度化に向けた検討を進めていて、その中に薬剤に関する行為も多いことから、日本薬剤師会が設置を求めていた。
歯科衛生士法の一部改正、方策検討WGで検討へ
この日の会合では、歯科衛生士法の一部改正について、同会議のチーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)で検討することも了承された。
現行法で歯科衛生士は、歯科医師の「直接の指導」の下、予防処置として歯石の除去などを行う「女子」と定められており、男子に関しては、附則の準用規定が適用されている。日本歯科医師会副会長の宮村一弘委員は、男性の歯科衛生士の増加や、修業年限の延長を指摘した上で、女子に関する条文を改めるとともに、「直接」の文言を削除するよう求めた。