ビスホスホネート製剤は骨粗しょう症の治療薬として極めて有用であり、骨折を予防することによって寿命の延長にまで関わってくる優れた薬剤です。その一方で、薬剤の使用による「顎骨(がくこつ)壊死(えし)」が問題となっています。以前は顎骨壊死の原因が抜歯などの歯科治療と言われていましたが現在は否定的で、もともと存在していたむし歯や歯周病などによる歯性感染(歯の周囲の細菌性の炎症)が原因とされています。ビスホスホネート製剤を使用する場合は、使用前に歯科治療を終了させ、投与中は定期的な口腔(こうくう)衛生管理が重要になります。
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福島民友新聞 2019年3月18日
http://www.minyu-net.com/kenkou/dental/FM20190318-360624.php