薬剤耐性(AMR)問題への関心を高め、抗菌薬の適正使用につなげようと、国立国際医療研究センターの「AMR臨床リファレンスセンター」が募集した川柳の入選作品が発表された。1816句の応募があり、金賞は将来世代のために抗菌薬の適正使用を訴えた「変えていく念のためから明日のため」(ペンネーム「メチコ」さん)に決まった。
銀賞は「飲み薬余り物には福はなし」「抗菌薬正しく使い次世代へ」の2句に決定。また、佳作には「よく聞いて!風邪には効かぬ抗菌薬」「守りたい医者の処方と子の未来」「耐性菌みんなで知ろうその怖さ」「信じてね抗菌薬より免疫力」「未来まで効果を残そう抗菌薬」「耐性菌作る手伝い一抜けた」など10句が選ばれた。
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産経ニュース 2019.3.8
https://www.sankei.com/life/news/190308/lif1903080014-n1.html
過去にもニュースピックアップで、薬剤耐性について記事を報告させてもらいましたが、
今回は、この薬剤耐性問題に対する啓発の試みを特集した記事があったのでピックアップしてみました。「川柳」の形にすると、内容にも非常に親しみがわき、記憶にも残りやすくなります。国民の皆さんが、薬剤耐性問題を考えるきっかけになってくれればいいですね。