骨髄バンク患者情報、提供者へ誤送付

骨髄の提供者と移植を待つ患者を仲介する日本骨髄バンクは20日、患者1人の情報を誤って提供者に郵送したと発表した。提供者から患者への見返り要求といったトラブルを避けるため互いが誰かを知らないようにするのが原則で、平成3年の発足後、ミスの発覚は初。小寺良尚理事長は会見し「重大な事案。心よりおわびする」と話した。

8月2日、提供者から骨髄を採取する医療機関の医師に送るべき書類を職員が誤って提供者本人に郵送。提供者からの連絡でミスに気付いた。書類には患者の名前や住所はなかったが、年齢や性別、病院や担当医師などが書かれていた。

既に患者は骨髄移植の準備に入っていたため、中止や転院はせず予定通りに手術を実施。終了後の11月19日に小寺氏が患者に謝罪した。

 

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産経ニュース 2018.11.20

https://www.sankei.com/life/news/181120/lif1811200047-n1.html

 

エボラ抑制の化合物発見 鹿児島大の研究グループ

鹿児島大難治ウイルス病態制御研究センター(鹿児島市)の馬場昌範教授(63)らの研究グループは20日までに、エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの増殖を抑える化合物を発見したと発表した。国際学術誌「アンチバイラル・リサーチ」の電子版に3日、研究結果が掲載された。

 

化合物はマラリア治療薬「アモジアキン」の化学構造を基に作製。馬場教授はマダニが媒介する感染症の治療薬開発を目指した研究を行う中でアモジアキンを使っていたが、エボラ出血熱の死亡率を低下させる効果もあるとする別の研究者の論文が発表されたことから、エボラに関する作用も研究していた。

共同研究している米国の研究者が行った実験で、アモジアキンの化学構造を変えて作った約100種類の化合物のうち一つがエボラウイルスの増殖を強く抑える効果を示したという。今後も米国で動物実験を行うなどして、治療薬の完成を目指す。

 

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産経ニュース 2018.11.20

https://www.sankei.com/life/news/181120/lif1811200030-n1.html

 

エボラ出血熱については、まだアフリカが流行の中心になっていますが、アフリカにいた人がいつでも日本に来ることができる以上、日本も感染拡大の対策を考えておかなくてはいけないと思います。今回の発見が、ワクチンや薬剤として、早く製品化されることが望まれます。そしてアフリカなども含めた、世界中の医療機関で使用できるようになればいいですね。

風疹患者2千人突破 昨年の22倍

国立感染症研究所(感染研)は20日、今年になって報告された風疹(ふうしん)患者数が計2032人になったと発表した。昨年1年間(93人)の約22倍に上る。2千人突破は、平成24~25年の全国的な大流行以来5年ぶり。来年以降も増え続ける恐れがあり、東京五輪・パラリンピックへの影響も懸念されている。

 

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産経ニュース  2018.11.20

https://www.sankei.com/life/news/181120/lif1811200014-n1.html