第50回日本歯科学生総合体育大会、優勝は愛知学院大学歯学部

第50回全日本歯科学生総合大会の閉会式が8月10日、神奈川県横須賀市のメルキュールホテル横須賀で開催された。第50回大会・夏季部門は猛暑の中、7月31日から8月9日にかけて全国の会場で熱戦が繰り広げられた。結果は134.25点を獲得した愛知学院大学歯学部が昨年、一昨年に続いて3連覇を果たし、九州歯科大学(124.25点)が昨年と同じく僅差の準優勝。第3位の日本歯科大学生命歯学部(113.50点)は昨年の7位から順位を上げた。今年主管校を務めた神奈川歯科大学の櫻井孝大会長(神奈川歯科大学学長)は、「猛暑により、毎日のように県や市から屋外競技について注意が促されたが、大過なく大会を終えることができたのは、各地の大会関係者の尽力によるものであり心から感謝申し上げる」と述べた。

 

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医療経済出版 2018.8.13

http://www.ikeipress.jp/archives/9878

「腸内環境」に関心高まる アプリで便の状況記録 特産品で健康食を開発

広がるか医師・助産師連携 役割分担し負担を軽減

出産年齢の高齢化に伴い、帝王切開や早産、低体重児などハイリスク出産が増える一方、産婦人科医の不足や偏在も深刻だ。正常な出産を担当する助産師と、リスクのある出産に対処する産婦人科医が病院内でより効率よく連携できないか。日本看護協会は今年、そうした連携を実現するための「院内助産・助産師外来ガイドライン」を改訂し、普及を図っている。東京都多摩市の日本医大多摩永山病院では先進的な取り組みが行われている。

 

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産経ニュース 2018.8.17

http://www.sankei.com/life/news/180817/lif1808170014-n1.html

 

有用な試みかと思います

パーキンソン病の治療薬候補、東大が既存薬から発見

脳の神経細胞が減少し、手足の震えや歩行障害が起きるパーキンソン病の治療薬候補として、現在は皮膚がんに対して使われている薬が有望だとの研究結果を、東京大の戸田達史教授らが16日付の英科学誌に発表した。「適切な使い方を調べ、将来的に臨床試験を行いたい」としている。戸田教授らは患者の遺伝子解析を基に、発症への関与が疑われる複数のタンパク質を特定。既に販売されている薬の中から、このタンパク質に作用する57種類を選び出した。これらをパーキンソン病のように脳の神経細胞が減っていくマウスに与えると、皮膚がんの一種、悪性黒色腫の治療薬「ダブラフェニブ」に細胞の減少を抑える効果があることが分かった。

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産経ニュース 2018.8.17

http://www.sankei.com/life/news/180817/lif1808170007-n1.html

今回話題となっている「ダブラフェニブ」は、元々は、皮膚がんの中でも悪性黒色腫というがんに有効なことが知られている薬剤です。今回、この薬剤がパーキンソン病に対して、効果があるかの研究に選ばれたきっかけとしては、パーキンソン病の患者さんに、悪性黒色腫が多いという報告があったことからとされています。今回の発見のように、多種類の病気を同じ薬剤で治療できてしまうというような、すばらしい発見がされていければいいですね。