日歯会員が50%以上の学会はわずか4学会―日本歯科医学会

 

日本歯科医学会の第98回臨時評議員会が6月19日、歯科医師会館で開催された。第2号議案「専門分科会の資格更新に関する件」では、専門分科会に所属する21学会の資格更新について過去5年間を対象に調査した結果、18学会は更新を「可」とし、3学会は2021年3月31日までに是正し再度更新手続きを行うことが求められた。質疑では、「日本歯科医師会会員の割合が極めて少ない学会がある」との報告に対し詳細の報告が求められ、井上孝副会長は18学会のうち日歯会員が含まれる割合が50%以上の学会はわずか4学会であることを明らかにした。この点について片山繁樹評議員(歯科医療管理学会)より、極端に日歯会員が少ない学会への助成金の配分は見直すべきではないかとする意見が前回の評議員会に続いて示された。住友会長はこれに対し、「各分科会には、なるべく日歯会員が入りやすい仕組みを考えてほしいとお願いしている。日常の臨床に役立つ学会は数多くある」と考えを述べた。

 

医療経済出版  2018.7.6

http://www.ikeipress.jp/archives/9840

 

愛知学院大学歯学部同窓会、創立50周年記念で式典・講演会・祝賀会開催

愛知学院大学歯学部同窓会の創立50周年記念式典・講演会・祝賀会が『さらなる飛躍〜輝け 半世紀の伝統と誇りを胸に〜』をテーマに6月17日、名古屋東急ホテルで開催され、550名の歯科関係者が参集し賑わいを見せた。創立50周年記念式典は、池山正仁会長の式辞に続いて、来賓より日本歯科医師会の堀憲郎会長、日本歯科医師連盟の高橋英登会長、佐藤悦成愛知学院大学長が登壇し祝辞を述べた。記念式典に続いて行われた講演会は、京都大学iPS細胞研究所の妻木範行教授を講師に招き、『iPS細胞を使った軟骨疾患研究の新展開』をテーマに行われた。また、講演に先立ち、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授(IPS細胞研究所所長)がビデオメッセージで登場し、祝辞を述べて注目を集めた。

 

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医療経済出版   2018.7.5

http://www.ikeipress.jp/archives/9837

賞味期限を過ぎたペットボトルの水は飲めるか、飲めないか?

イベントや災害時などに配布されるペットボトルの水をめぐり、あちらこちらで“賞味期限切れ問題”が起きている。配った後で賞味期限が過ぎていることに気づき、慌てて回収、廃棄する騒ぎだ。しかし、期限を過ぎたペットボトルの水は、安全性に問題が生じるのだろうか…?

 

期限切れならどうする

 

東京都は平成27年9月、立川市と合同で実施した防災訓練で賞味期限切れの水を配布したとし、飲まずに処分するよう呼びかけた。今年6月1日には三重県伊賀市が、5月に開催したマラソン大会で賞味期限切れのペットボトル(500ミリリットル)の水を配布したと発表した。地元の伊勢新聞によると、同市は「今後は(水の)賞味期限が残っていても大会後には廃棄するなど、管理を徹底したい」という。6月18日に発生した大阪北部地震で、長時間停車した湖西線の乗客に配布した飲料水が賞味期限切れだったことが判明し、JR西日本は水を回収、廃棄した。こうした事例があると、インターネットでは必ず疑問の声があがる。伊賀市の方針に「水を捨てるのはもったいない」という批判もあった。ただ、同課に確認すると「『廃棄する』とは言っていない」と、記事にあるコメントの内容を否定した。記事を書いた伊勢新聞の記者は「『水をどうするのか』と聞いたら『捨てます』と。残った水を保管しておくと、また同様のことが起きるからとの説明だった」と断言する。

 

しかし、こうした事例をめぐるネット上の意見で常に気になるのは、「賞味期限だから(過ぎていても)大丈夫」だ。賞味期限は、過ぎても問題ないのか?

 

何年たっても腐らない

 

加工食品には、「消費期限」または「賞味期限」のどちらかを表示する義務がある。消費期限は「安全に食べられる期限」のことで、これを過ぎると腐敗など安全性を欠くおそれがあるので食べない方がいい。一方、賞味期限は「おいしく食べることができる期限」のことで、これを過ぎたからといって安全上の問題があるわけではない。さて、ペットボトルの水。賞味期限の方だ。食品コンサルタントの冨岡伸一さんは「ペットボトルの水は、ほとんどが加熱や濾過(ろか)によって雑菌などを取り除いている。雑菌がない水は何年たっても腐らない。適正に保存され未開封の状態ならば、賞味期限をかなり過ぎたものでも安全性に問題ありません」と話す。中には殺菌処理をしていない水もあって、容器に「殺(除)菌していません」と書いてある。これは、期限が過ぎると雑菌が増えるなどして飲めない場合もあるが、たいていのペットボトルの水は雑菌が取り除かれ、「何年たっても腐らない」。だから、ペットボトルの水は、賞味期限を過ぎていても健康上問題なく飲めるのだ。

 

もう一つの意味

 

ペットボトルの水が「何年たっても腐らない」なら、いっそ賞味期限を「無期限」にしてはどうか。「いや、水の賞味期限は、表示された容量が確保できる期限です」こう話すのは日本ミネラルウォーター協会の渡辺健介事務局長だ。食品は、食品事業者が科学的・合理的な根拠に基づいて賞味期限を設定している。一方、計量法の規定に基づいて内容量を表示する決まりもある。ペットボトルの容器は、通気性がある。すると、水が少しずつ蒸発する。つまり、時間の経過とともに減るのだが、表示と実際の容量が許容の誤差を超えた商品を「販売する」と計量法違反になる。ペットボトルの水の賞味期限は、もっぱら表示と実際の容量の誤差が許容範囲内にある期間、すなわち計量法違反にならない限度を示しているのだ。

なお、その水を「譲渡する」のは計量法に反しないし、飲むのも問題ない。備蓄しておいた水が減っても、計量法とは無関係だ。渡辺事務局長は「東日本大震災以降、水の備蓄が増えたが、その分廃棄も増えている」と指摘する。「ペットボトルの水は手洗いや食器洗いにも使える。安全でも期限切れの水を飲むのは嫌だという気持ちが働くなら、廃棄するのではなく別の用途で使うといいでしょう」

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産経ニュース  2018.7.3

http://www.sankei.com/life/news/180703/lif1807030001-n3.html

私は、「賞味期限」と「消費期限」については、知識があったため、ペットボトルのお水は、「賞味期限」が切れても大丈夫であるというのは知っていましたが、「水の賞味期限は、表示された容量が確保できる期限」というのは、初耳でした。東日本大震災以降、水の備蓄が増えたが、その分廃棄も増えているということで、「賞味期限」についての知識は必須となっています。正しい知識で、捨てなくていいものを捨てないよう心掛けていかないといけないですね。

 

福島ではしか、新たに3人 最初の感染者の同僚

福島県は6日、県南部に住む20~40代の男女3人がはしかと診断されたと発表した。6月に感染が確認された外国人女性と同じ建物で暮らしたり、受診に付き添ったりしていた。これで6月以降の感染者は6人となった。重症者はいない。県によると、20代の女性2人は就業目的で東南アジアから入国していた。40代の日本人男性は女性たちと同じ会社に勤務し、通訳として受診に同行していた。

 

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産経ニュース  2018.7.6

http://www.sankei.com/life/news/180706/lif1807060050-n1.html

まだ感染者がいるとのことですね

1日の栃木・那須「道の駅東山道伊王野」利用者に注意喚起 はしか2次感染の可能性

栃木県は6日、はしかを発症した福島県の40代男性が、栃木県那須町伊王野の「道の駅東山道伊王野」を利用し、不特定多数と接触した可能性があると福島県側から情報提供があったことを明らかにした。栃木県は、同施設を利用し、発熱などはしかを疑う症状が表れた場合は医療機関に事前連絡の上、受診するよう呼びかけている。

 

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産経ニュース  2018.7.6

http://www.sankei.com/life/news/180706/lif1807060019-n1.html

 

まだ、はしかの終息とはいかないみたいですね