人工知能(AI)でがん医療を最適化 がん研究会

公益財団法人がん研究会は31日、患者のがん細胞の遺伝情報を解析し、人工知能(AI)を使って一人一人に最適な治療を施すための手法を開発すると発表した。

診断に血液や尿などを使う患者に負担の少ない手法を取り入れるのが特長。専門家によって信頼性が高いと認められた文献を基に、AIが治療法を選ぶ。肺がんと乳がんで研究を進め、5年後の実用化を目指す。がん治療では、肺や大腸などの部位による違いだけではなく、原因となった遺伝子変異により治療法を決める手法が有効とみられている。

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産経ニュース  2017.1.31

http://www.sankei.com/life/news/170131/lif1701310047-n1.html

今後に期待ですね。

失った歯の本数と、動脈硬化の悪化の程度に相関関係 「歯の手入れがリスクを下げる効果」 京大研究

失った歯の本数と、動脈硬化の悪化の程度とに強い関係があることが、京都大の大規模な疫学研究で明らかになった。歯周病菌の感染などで動脈硬化が進むことは従来の研究で指摘されていたが、地域の住民の集団で関係が確かめられたのは初めてといい、「歯の手入れと歯科の定期的な受診により口の中の病気を予防することで、動脈硬化に関係する死亡のリスクを下げる効果が期待できる」としている。京都大と滋賀県長浜市が連携して平成19~22年、同市の30~75歳の男女約1万人を対象に進めた疫学研究「ながはま0次予防コホート事業」の成果。浅井啓太京都大助教(口腔(こうくう)外科学)らは、まず参加者全員の歯科検診を実施。矯正や外傷によらない、歯周病などで失った歯の本数を確かめた。同時に、体を横たえた状態で、両腕と両足首の血圧と、心拍が末梢(まっしょう)血管に伝わる様子とを測る「CAVI」という方法で参加者の動脈硬化の程度を割り出した。年齢や性別、喫煙の有無、血糖値など、動脈硬化に関わるほかの条件の影響を排除して両者の関係の有無を解析したところ、失った歯の本数が多いほど、動脈硬化の程度が悪くなっていることが分かった。

従来の動物実験や臨床研究では、口中で歯周病菌などの細菌感染による炎症が起こると炎症性物質が血管に入り込み、その結果、血管の内面が傷ついて動脈硬化を引き起こすことが分かっている。浅井助教は「毎日の歯磨きを中心とした生活習慣で動脈硬化が防げることを知って、健康管理につなげてもらいたい」と話している。

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産経ニュース  2017.1.31

http://www.sankei.com/life/news/170131/lif1701310015-n2.html

口腔衛生状態と全身との関係について、過去にも様々な報告がされていますが、今回は口腔内衛生状態を整えることで、動脈硬化に関係する死亡のリスクを下げる効果が期待できると結論づけています。口腔内状態を改善することが、全身の健康につながるということは、歯科医師にとっては常識となりつつあると思いますが、この分野に関し、医科に携わる方々の認識がさらに向上することを望みます。