米国で全ての抗生物質に耐性をもつ「スーパー耐性菌」を確認(2016.6.6配信)

既存の全ての抗生物質に耐性をもつ細菌感染が、米国内で初めて確認された。この数年、どの抗生物質も効かない「スーパー耐性菌(superbug)」がいずれ出現すると警告されてきたが、今回のペンシルベニア州の49歳女性の例は、その日が近いことを示唆するものである。「緊急に対処しなければ、抗生物質の限界が来る」と、米国疾病管理予防センター(CDC)のTom Frieden氏は、米ワシントンD.C.で開催されたナショナルプレスクラブのイベントで述べている。今回の患者は命を取りとめたが、耐性が他の細菌にも拡大する恐れがあるという。

女性は、尿路感染症でクリニックを受診した。原因はよくみられる大腸菌への感染だったが、検査では第一選択の抗生物質に対する耐性が認められた。他の抗生物質が奏効したものの、その後の検査で、特定の大腸菌がコリスチンという薬剤への耐性遺伝子をもつことが判明した。AP通信によると、コリスチンは副作用がひどいために1970年代に人気を失った古い抗生物質だが、現在はカルバペネム系抗生物質に耐性をもつ難治性の細菌に対して使用されている。カルバペネムは最後の砦とされる薬剤の1つで、カネバペネム耐性菌がコリスチンに対しても耐性を獲得すると、感染症の治療選択肢はもう存在しないという。

CDCの新興感染症プログラムを監督するBeth Bell氏は、「これは忌まわしいパズルの新たな1ピースである」と述べる。世界ではスーパー耐性菌の症例が既に認められていたが、米国内で発生したのは今回が初めて。米ウォルター・リード軍人医療センター(メリーランド州ベセスダ)の研究グループが今回の感染例を確認し、米国微生物学会の会誌に5月26日報告された。この女性は最近米国外に出ておらず、CDCおよびペンシルベニア州保健当局はコリスチン耐性大腸菌の感染経路の解明に努めている。コリスチン耐性遺伝子はカナダ、中国、ヨーロッパのヒトや動物に認められている。AP通信によれば、米国保健当局は先ごろ米国内のブタでコリスチン耐性大腸菌が見つかったと報告しているが、今回の症例との関連は考えにくいとのこと。(HealthDay News 2016年5月27日)

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ヘルスデージャパン  2016.6.6

http://healthdayjapan.com/2016/06/06/12353/

抗生物質の乱用による耐性菌の発生について、以前のだよりでも紹介させてもらいましたが、抗生物質の最後の砦とされる「カネバペネム」に耐性を持つ、耐性菌が米国で発見されたとのことです。この耐性菌は、アメリカで初めて認められたとのことですが、他国では発見されています。感染経路については不明ですが、日本に上陸したとき、どのように対応をするのでしょうか。「スーパー耐性菌」の出現は遠い日ということには、ならなさそうですね。

ウイルス以外の肝がん増加 目立つ肥満など生活習慣の問題

日本の肝臓がんの原因の大半は、C型を中心とする肝炎ウイルスが占めてきた。だが近年、ウイルス感染のないがんが増え、専門家の注目を集めている。多くは肥満など生活習慣の問題が関係しているとみられるが、詳細は未解明。リスクの高い人を早めに見つけ、がんの予防につなげる研究が重要になりそうだ。

「非B非C」

肝臓がんの原因で何が多いかは国や地域により多少の違いがある。日本ではかつて、原因の9割以上がB型とC型の肝炎ウイルスとされていた。最も多いC型は、血液を介して感染する。高精度の検査が導入された平成4年以降、輸血による感染はほとんどなくなった。また治療が進歩し、発がん前のウイルス排除に道が開けたこともあり、C型ウイルスが原因のがんは徐々に減ってきた。

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産経ニュース  2016.6.7

http://www.sankei.com/life/news/160607/lif1606070011-n1.html

生活習慣を整えることが大事ですね

早期発見が難しい膵臓がんの血液検査法を開発…東大

早期発見が難しい 膵臓(すいぞう) がんを血液検査で見つけ出す技術を開発したと、東京大学のチームが米医学誌に発表した。早い段階でがんを見つけ、治療成績の向上につなげたい考えだ。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年6月4日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160604-OYTET50000/?catname=news-kaisetsu_news

>>>がんの特効薬は「早期発見」ですね。

健康づくりと生涯現役社会」テーマに首長らが懇談

健康寿命を延ばし、高齢者などの社会参加を促す自治体の取り組みを首長が紹介する「健康づくりと生涯現役社会を考える首長懇談会」が2日、東京都千代田区で開かれた。経済団体や医療団体、研究機関などでつくる日本健康会議の主催。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年6月3日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160603-OYTET50005/?catname=news-kaisetsu_news_kenko-news

>>>自分の口で食べることを通して歯科医も貢献できます。

「1食100円でいいだろ」とすごみ…生活保護費を搾取する「貧困ビジネス」

所有物件に住まわせていた男性3人の生活保護費を着服したとして、相模原市緑区の不動産会社社長の男の被告(62)(詐欺罪などで起訴)が31日、業務上横領容疑で神奈川県警に逮捕された。
被告の物件には、ほかにも多くの生活保護受給者が居住。住人たちは取材に、「訳が分からないうちに金銭管理契約をさせられた」などと語った。県警は、生活困窮者を集めて保護費を搾取する「貧困ビジネス」を行っていたとみて調べを進めている。(続きはリンクから)

yomiDr(2016年6月3日)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160603-OYTET50013/?catname=news-kaisetsu_news

>>>人の弱みに付け込むなんて許せませんが、言いなりになってうまい話に乗る人のほうにも責任の一端はありそうです。

女性の8割「夫の口臭が気になる」―歯科医師会調べ

全国の男女1万人を対象に日本歯科医師会が実施した口臭に関する意識調査から、男性に比べて女性の方が口臭を気にする人が多く、最も気になるのは「夫の口臭」と回答した女性の割合は8割を超えることが分かった。これに対し、妻の口臭が気になると回答した男性は6割に満たなかった。(続きはリンクから)

メディカルトリビューン(2016年06月06日)
http://kenko100.jp/articles/160606003942/#gsc.tab=0

>>>もしかして「熟年離婚」の一因かも。

救急車に医師同乗、医療行為で救命率向上 西入間消防と埼玉医大病院

本来は消防署などで待機する救急車を病院で待機させ、急病患者の容態に応じて医師らを乗せて出動する「派遣型救急ワークステーション」が毛呂山町の埼玉医科大学病院に設置され、運営を始めている。病院には西入間広域消防組合の救急隊員が待機。医師が同乗することで現場での医療行為も可能となり、救命率の向上が期待される。

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埼玉新聞   2016年6月3日

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/06/03/08.html

 

自治体の子ども医療費助成広がる 昨春、対象年齢も上昇

厚生労働省は3日、子育て支援策として市区町村が独自に行っている子どもの医療費助成について、昨年4月1日時点の実施状況をまとめた。全1741市区町村が助成を実施し、「中学卒業まで」通院費を援助している市区町村が996自治体(約57%)で、前年同期より66自治体増えた。

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47NEWS   2016年6月3日

http://this.kiji.is/111380707293364227?c=39546741839462401

>>>広島市もそうなってほしいものです。

これからの予防・地域歯科保健のあり方を協議―日本口腔衛生学会

第65回日本口腔衛生学会・総会(川口陽子学会長・東京医科歯科大学大学院健康推進歯学分野教授)が5月27日から三日間、東京・お茶の水の東京医科歯科大学にて、第12回アジア予防歯科学会と共同開催された。テーマは、「The better oral health,the happier daily life」とし、口腔保健の向上によって毎日、幸せな生活を送ることを世界共通の願いとして掲げた。

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医療経済出版  2016.6.1

http://www.ikeipress.jp/archives/9021

「心理・社会的因子」は糖尿病腎症の有意なリスク因子-大阪大学(2016.6.2配信)

大阪大学大学院内分泌・代謝内科の二宮浩世氏らは、幸福感やストレス、社会的支援などの「心理・社会的因子」は、糖尿病腎症の有意なリスク因子になりうると、第59回日本糖尿病学会年次学術集会(5月19~21日、京都市)で報告した。一方で、糖尿病網膜症と神経障害との間には有意な関連は認められなかった。腎症はより療養の維持が重要な病態であることが影響した可能性があるという。

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ヘルスデージャパン  2016.6.2

http://healthdayjapan.com/2016/06/02/12333/

ストレスとの関連性もあるということですね