医療連携と口腔疾患の重症化予防について意見―社会保障審議会・医療保険部会

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8639

9月11日、グランドアーク半蔵門において、第88回社会保障審議会医療保険部会が開催された。日本歯科医師会から出席している常務理事の遠藤秀樹委員は、医療連携および口腔疾患の重症化予防について、以下のように意見を述べた。

 

▼医療連携について

入院患者に対する口腔機能の維持管理、いわゆる歯科医療としての「口腔ケア」の重要性が認識されてきている。しかしながら歯科の設置されている病院は少なく、周術期口腔機能管理についてもその多くは病院歯科から算定されている。また、日本病院会からは歯科衛生士の活用について要望が出ており、病院における口腔機能管理を充実させるための医科歯科連携が求められている。歯科のない病院や、歯科があってもマンパワー不足の病院との連携については、個々の歯科診療所の対応も必要ではあるが、地域包括ケアシステム等の地域の中で連携システムとして対応することが有用であると考えられる。

また、高齢化の中で口腔疾患を持つ患者が入院・入所する機会も増加しているが、かかりつけの歯科医院で治療や維持管理を受けていた患者が入院・転院また施設への入所を繰り返すうちに必要な歯科医療の提供が途切れてしまう。継続した歯科医療が提供されるよう、退院支援のなかで歯科の連携を強化してほしい。

 

▼口腔疾患の重症化予防について

歯科における口腔疾患に対する定期的な維持管理は、歯の喪失を減少させ口腔機能を維持する。そして、口腔機能の維持は健康寿命の延伸につながるとされている。歯周疾患においては歯周病安定期治療があるが、制限もある。口腔疾患の維持管理には様々な対応が求められ、柔軟な対応が必要であると考えている。

 

>>以前にも報告しましたが、日本医師会より、医師の指示のもと、歯科衛生士が口腔ケアの指導を行うことで、医科が、歯科衛生実地指導料を算定できるようにできるよう、要望がありました。口腔分野については、その道の専門である歯科医師の指導は重要であると考えられます。医師の指示のもと、歯科衛生士が指導という図式については、慎重な議論が必要と考えられますが、その前に我々も、より積極的に、この分野に足を踏み入れていかなければいけないと思います。

「オノマトペ」診断の一助に 頭痛や腰痛などの慢性痛

産経ニュース

http://www.sankei.com/life/news/150915/lif1509150009-n1.html

 

頭痛や腰痛などで病院を受診し、患者が医師に痛みを伝える際、「ガンガン」「ピリピリ」などオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことが多い。そのオノマトペと、実際に診断された病名には、一定の関係があることが患者の実態調査で明らかになった。把握しにくい患者の痛みを、的確な診断につなげるツールとして注目されそうだ。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  意外と、この「オノマトペ」で、わかる時がありますね。

肺腺がんIB、術後の抗がん剤治療は必要?

産経ニュース  http://www.sankei.com/life/news/150915/lif1509150003-n1.html

 

Q 55歳の女性です。検診で肺に異常が見つかり、精密検査で肺がんと診断されました。20日前に胸腔鏡下で右肺上葉切除術を受けました。術後の詳しい検査では、腺がんでステージIBでした。主治医から「再発予防のため、抗がん剤のUFTを2年間、内服しましょう」と言われました。UFTの服用が最善の方法なのでしょうか?

 

A 再発予防のために行う術後の補助療法は、体の中に細胞レベルで残っている可能性のあるがんを、薬を使って抑えようというものです。ステージIBの5年生存率は7割を少し上回るくらいです。10年ほど前に出た数字ですから、現在はもう少し成績がよくなっています。腺がんの人が術後、UFTを服用すると再発率は5~10%下がります。「5%でもいいから」という気持ちで飲むのであれば、UFTを服用するのもいいでしょう。しかし、飲まないという選択肢もあります。

 

>>続きはリンク先よりどうぞ  最終選択は患者さんということですね