子どもの歯の矯正治療

福島民友 みんゆうNet http://www.minyu-net.com/kenkou/dental/130408den.html

 成長変化を予測して対応
 子どもの矯正治療はいつから始めるのがいいのでしょうか?  症状や年齢、心の問題などのさまざまな要因から治療のタイミングを図ります。すぐに開始した方がよい場合もありますが、あえてそうしない方がよい場合(永久歯に生え替わってから治しても結果が同じ場合)もあります。  子どもの矯正治療には二つのタイミングがあり、2期治療は永久歯に生え替わってからの矯正治療を指します。1期治療は乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)に行う矯正治療で、主に7~10歳くらい、治療期間は1年以内が目安となります。早期治療と呼ぶこともあります。1期治療を行うのは次のような場合です。
■1期治療を行うことで、2期治療を行う必要がなくなる場合 ■同様に、2期治療での負担が軽減できる場合 ■1期治療を行わないと、歯にダメージを与えたり、顎骨(がくこつ)の成長発育に悪影響を与える心配のある場合
乳歯列期から積極的に行い、ひどくならないうちに治してしまおうという考え方は、正しいように思われがちですが、歯並びやかみ合せの問題は病気とは異なります。  本来、成長発育の中に組み込まれている生まれ持ったものが成長とともに出現(顕在化)してくるパターンが多いため、早く始めただけでは対処できない場合が少なくありません。  将来にわたっての成長変化を予測した治療計画に基づき、できることを目標として取り組むことが、余計な負担や無駄な治療を避ける意味からも大切といえます。 (県歯科医師会)

>>>矯正治療の開始時期については、肉体的要素(成長・歯の萌出等)ともうひとつ、患者の精神面も考慮する必要があります。実年齢に対して精神年齢が著しく低い児童の場合は、早期治療が必ずしも好ましくない場合もあります。また、逆に実年齢は低くても精神的に成熟が認められる患者はある程度の前倒し治療も許容される場合があります。”ケースバイケース”

[我ら“うちなーんちゅ”米ロス発](29)歯科医 与儀薫さん(49)

沖縄タイムス http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-04-08_47772

カリフォルニア州のロサンゼルス近郊で歯科医として働く与儀薫さんの人生は、沖縄返還とともに大きく変わった。
恩納村に生まれ、宜野湾市で育った与儀さんは、中学1年まで平穏な日々を送っていた。しかし、その数年前に沖縄が日本に返還され、父親が勤務していたボイス・オブ・アメリカ(米軍運営によるラジオ局)が沖縄から撤退することになった。
「仕事を失ったおやじは、沖縄で転職するか、本土に移って仕事を探すかという選択を迫られた。そんな時、渡米して働くつもりなら永住権をあげる-というアメリカ政府からの申し出があった。だったら思い切って再出発しようということで、両親は私たち5人の子供を連れてロサンゼルスに渡って来た」
-中略-
「両親には言葉で表現できないほど感謝している。新天地アメリカで両親も苦労したし、私たち兄弟も最初の数年間は慣れない英語と格闘した」
与儀さんはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の生化学専攻から歯学部へ進学、1992年に卒業し、以来、歯科医として多忙な日々を過ごしている。
「実は中学1年で渡米してから、一度も沖縄に里帰りをしたことがない。ずっと勉学と仕事に追われ、ゆとりがなかった。しかし、そろそろ13歳の娘(カイリー・キヨミ)と10歳の息子(ケンジ)を連れて帰省したいと思っている」
-中略-
「沖縄の何が懐かしいかというと、まぶたの裏に焼き付いている風景。宜野湾の家は2階建てだった。学校から帰ると毎日、屋根によじ登って、そこから遠くに見える海を眺めた。その光景が今も忘れられない」
-中略-
どこか寂しそうな表情を浮かべながらも、「子供たちに私の育った場所を見せてあげたい」と繰り返す与儀さん、36年ぶりの帰省をぜひとも実現してほしいものだ。(福田恵子・ロサンゼルス通信員)

>>>かつて広島からも多くの人々がブラジル・ハワイなどへ移住して、世界で活躍しました。現在、多くの日系3世・4世が各地で活躍しています。一見すると日本人と見間違うような彼らが口を開くと不思議なことに聞こえるのは「英語」など他国語。是非、彼らに一度ご先祖の母国、日本を訪れる機会を与えたいと思いました。

益田の特養で「口腔ケア」

中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304080038.html

益田市高津の特別養護老人ホーム「『ますだ』ハイツ」は、歯科衛生士が入所者の歯の健康を管理する「口腔(こうくう)ケア」に取り組んでいる。高齢者施設での歯科衛生士の常勤雇用は先進的で、名古屋市で2月下旬にあった全国老人福祉施設研究会議(全国老人福祉施設協議会主催)での活動報告が奨励賞を受けた。

担当するのは、2010年4月から同ハイツに勤める神代(こうじろ)さつきさん(35)。介護士とともに日常の食事介助をし、かみ合わせや飲み込み具合、入れ歯の状況を確認する。

認知症などで口を開くことを嫌がっていた入所者も、顔なじみになることで歯を見せてくれるようになった。歯磨きなど日常のケアを重ねることで、どの歯ブラシが適切か相談し合うなど、介護士との連携も深まった。田倉冨美子介護長(55)は「口の細菌が感染を引き起こす誤嚥(ごえん)性肺炎の発症も減った」と効果を強調する。

神代さんは全国会議で「健康な歯があれば食事を楽しめ、心も体も元気になる。口腔ケアは生きる意欲につながる」と訴えた。会場に持参した寄せ書きには、入所者が書いた「歯合(しあ)わせ」の文字もあった。神代さんは「食事の時の笑顔に接するのが、何よりの幸せ」と手応えを感じている。

>>>高齢者の口腔ケアについては、東京都http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/minamitama/hakkou/kookuumaniaru.html

もマニュアルを作成するなど、行政からもいろいろな情報が提供されています。問題はだれが実行するかです。歯科衛生士さんは一番近い位置にいるのかもしれません。

舌を鍛えて健康に(嚥下障害対策)

NHK総合TV(お好みワイドひろしま:4月10日放映)

高齢者の嚥下障害を改善するため、舌の機能回復からアプローチする方法が
因島市の病院で試みられています。医療機器を利用しながら舌をトレーニングした
結果、それまで流動食しか食べられなかった脳出血患者が「これで希望が持てます」
と涙を浮かべていた姿が印象的でした。

>>>行政も注目しているというこの回復法(仮称:広島法)。今後いろいろな嚥下
障害対策が研究されていくことになりそうです。歯科も後れを取らないよう。

消毒効果長持ち成分で科学技術賞 広島大・二川教授

http://www.asahi.com/edu/articles/OSK201304080095.html

朝日新聞 デジタル

【南宏美】消毒効果を長持ちさせる成分を開発した広島大の二川浩樹教授(口腔(こうくう)生物工学)が8日、文部科学省の科学技術賞の受賞者に決まった。二川さんは会見で「多くの細菌やウイルスに効果がある。感染や食中毒の予防に役立ててほしい」と話した。今後は歯周病など口腔ケアに関する商品の開発も急ぐという。

二川さんの受賞が決まったのは科学技術賞の開発部門。文科省によると、「社会経済、国民生活の発展向上などに寄与し、実際に活用されている画期的な研究開発や発明」に贈られる。同日、全国で計29グループの受賞が発表された。

歯科医の二川さんは「歯周病の予防に使える製品をつくりたい」との思いで、2000年から研究を始めた。化学薬品製造会社「マナック」(福山市)との共同開発で08年に、消毒成分を「シラン化合物」と合成させれば、消毒成分を机やタオル、人間の手などに長期間つなぎとめられることを発見した。

新成分は英文での頭文字などから「Etak(イータック)」と名付けた。実験では、一般的な消毒剤を吹きつけた机は、液体が乾くと表面に細菌やウイルスが付着したのに対し、Etakを配合した消毒剤は、1週間後も効果があった。

>>今までも、ロイテリ菌(虫歯菌を抑制する細菌)など、さまざまな分野で研究を重ねられてきた、広島大学の二川教授ですが、今度は、細菌やウィルスに対し、消毒効果を持つ消毒剤の開発に成功されました。中国新聞にも記事が掲載されており、鳥インフルエンザへの可能性についても示唆されていました。今後の更なる研究に期待大ですね。

歯科健診で児童虐待を発見 虫歯など糸口に

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2434400.article.html

佐賀新聞

 

佐賀県歯科医師会(寺尾隆治会長)は、歯科健診を通じて児童虐待を発見するためのマニュアル本を作成した。暴力や育児放棄(ネグレクト)の影響が口内の傷や虫歯となって現れることから、歯科医に利用してもらい、早期発見につなげていく。

 子どもの歯科健診は、1歳半と3歳、就学後は毎年の実施が義務付けられており、潜在化しやすい虐待に気付く糸口として期待される。

 マニュアル本は、学校歯科医が中心となって1000部作成。県内約420人の歯科医、約120人の歯科衛生士に配布する。内容は、虐待に気付くためのポイントや学校・行政に情報提供する際の方法など。虐待による口内の症状や子どもに現れる言動も詳しく紹介している。

 県によると、2011年度、児童相談所が確認した虐待件数は127件で、毎年増加傾向にある。歯科医師会は「これまでは、虐待の疑いがあっても各医師に対応を任せていた。マニュアルづくりをきっかけに、医師全員の意識を高めたい」としている。

>>当然ですが、乳幼児の虫歯や口腔内の清掃状況については、両親の子供の口腔内への関心度にかかっています。検診にて、虐待をうかがわせるような所見がある場合には、対応施設に対しての、積極的な、報告や相談をしていかないといけないですね。

口腔がん早期発見へ研修会 岡山市歯科医師会

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013040822285529

Sanyo.oni.co.jp

 口腔(こうくう)がんの撲滅に向け、岡山市歯科医師会は、歯科医院での検診能力向上を目指す研修会を開いている。専門医がいる岡山大病院と連携。最新の検診方法や代表的な症状を学び、日々の歯科診察の中で早期発見につなげる。舌、粘膜など口の中にできる口腔がんは、食事や会話の障害となるほか、リンパ節や他の臓器に転移する場合もあり、国内の新規患者数は年間6千〜7千人とされる。直接の視診と触診が可能なことから、初期に見つけて専門医に紹介できれば治癒率を高められる。研修会は、岡山市北区鹿田町の同大病院で3月中、下旬に計2回開き、約10人が参加。口腔外科(病態系)の佐々木朗教授ら専門医が「口腔がんは発症しても痛みなどの自覚症状がほとんどなく、発見が遅れがちになる」と説明。模擬患者による実習では、発症の大半を占める舌や歯肉の腫れ、ただれといったがんの兆候を調べるための検診手順を紹介し、見落としやすい奥歯の周りや舌の下側などもチェックするよう助言した。国が昨年、がん対策推進基本計画を見直し、関係者の一層の連携強化を打ち出したことなどを受け、同歯科医師会が病院に協力を依頼。今後も希望者を募り定期的に開いていくことにしている。 同歯科医師会の永澤正信会長は「市民の口の中に日常的に触れる歯科医だからこそ早期発見に貢献できる。知識と技術を高め、より頼れる存在になりたい」と話している。

>> 歯科医師として、積極的に講習会への参加を行い、開業医が個々のスキルを向上させ、知識レベルを押し上げることは、地域医療に携わる開業医の責務と考えます。全国的に、この流れに追従できればいいですね。