がん患者に手術前口腔ケア 四国センター

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130212/news20130212846.html

愛媛新聞online

がん患者の口腔トラブルを防ぐため、まちの歯科医師が四国がんセンターと連携して口腔ケアを行う取り組みが始まった。愛媛県歯科医師会と四国がんセンター(松山市)は2月から、がん手術前の患者を対象に歯の治療や口の中の清掃をすることで、口内炎や肺炎を未然に防ぐ取り組みを始めた。今後は抗がん剤治療期や終末期など、段階に合わせて対応できるよう体制を拡大する考えだ。
がんセンターの歯科医石川徹氏(39)によると、がん治療では全身麻酔の手術で気管挿管した際に、口の雑菌が原因で肺炎を起こしたり、抗がん剤や放射線治療による副作用で口内炎になったりするなどのトラブルが少なくない。 センターでは、2月から肺がんや食道がんなど呼吸器、消化器、頭頸の3科で手術を受ける患者が院内の歯科で受診。必要と判断された場合、同会の登録歯科医から口腔ケアを受け、手術に臨むことになった。

>>医科との連携が必要ですね。

再生医療で特別承認制度導入へ 厚労省

NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130211/k10015431111000.html

iPS細胞を使った再生医療で作られた人工の臓器などを患者が早く利用できるよう、厚生労働省は、少ない症例でも安全性を確認できれば特別に承認する新たな制度を導入することになりました。

iPS細胞を使った再生医療で作られた人工の臓器などは、医薬品と比べて質にばらつきがあるほか、有効性や安全性を確認するための症例も集まりにくいため、薬事法に基づく承認に通常より時間がかかることが懸念されています。 このため、厚生労働省は再生医療で作られた臓器などについては、早期に特別の承認をする制度を新たに導入することを決めました。新たな制度では、少ない症例でも安全性が確認できれば特別に承認を行い、その後、治療データを集めて有効性と安全性について詳しい調査を行い正式に承認するかどうか決めるとしています。 このほか、歯科のインプラントやコンタクトレンズなどの医療機器のうち、同じ種類の製品が既に承認されているものについては、これまでよりも迅速に承認を行う仕組みを導入することになりました。 厚生労働省は、今の通常国会にこうした内容を盛り込んだ薬事法の改正案を提出したいとしています。

>>>iPS細胞の臨床応用、早期実現を望むところです。

口内炎の薬に痩身効果? ネズミで確認、年内にも治験へ

CNN.co.jp http://www.cnn.co.jp/business/35028071.html

(CNN) 口内炎の治療に使われる薬をネズミに投与したところ、肥満ネズミが痩せる効果が確認されたとして、米ミシガン大学の研究チームは10日、医学誌ネイチャーメディシンに研究結果を発表した。ネズミたちは食べる量を減らしたり運動量を増やしたりしなくても体重が減ったという。
研究チームは年内に臨床試験に踏み切る方針で、人間にも効果が表れる可能性は高いと期待を示している。

実験では、脂肪分の高い餌を与えて肥満状態にしたネズミに対し、口内炎の治療薬として米国で15年以上前から市販されているアンレキサノクスを投与した。
その結果、ネズミたちは高カロリーの餌を食べ続けているにもかかわらず体重が減り、アンレキサノクスの投与をやめると再び元の体重に戻った。

研究チームは複数の医薬品について調べた結果、代謝をコントロールする遺伝子に対してアンレキサノクスが作用することを発見。ネズミに投与すると、食欲を抑えることなく代謝を上げる効果があることが分かったとしている。
ルイジアナ大学で肥満などについて研究しているジョージ・ブレイ医師は、肥満を抑制するための新薬の開発につながる可能性があると期待を示す。
ブレイ氏は、性機能改善薬「バイアグラ」の開発史と似ていると指摘。ブレイ氏によれば、バイアグラは当初、胸の痛みを治療するために研究・開発が進められていたが、後に偶然、性機能を改善する効果が発見されたという。
臨床試験の結果、もし人間にも痩身効果があることが確認された場合でも、例えば心臓などほかの部分に思わぬ副作用が出る可能性もあることから、安全性の検証が不可欠となる。
また、アンレキサノクスを使い続けない限り体重が元に戻ってしまう可能性が高いことを懸念する声もある。

>>>面白い研究です。

 

舌の苔が気になります。根本的に治す治療法はないでしょうか?

健康百科 http://kenko100.jp/dental/cat18/2011/2013022801_279

〔症例〕20代 男性
〔症状〕舌の苔が気になり舌磨き用品を使用しています。一時的に除去されても、食後にまた付着するため舌苔治療を考えています。舌磨きではなく、根本的に治す治療法はないでしょうか?

回答

舌の苔を治すという考え方はありません。必ずしも病的な症状ではないからです。

 

詳細

 舌苔(ぜったい)とは、舌の表面(舌背部=ぜっぱいぶ)にできる苔状の付着物です。舌の表面はザラザラとした糸状乳頭(しじょうにゅうとう)に覆われていて物をかき取る役割があります。糸状乳頭の隙間には新陳代謝により剥離(はくり)した上皮細胞や口腔常在菌などが多数付着し、その周囲の停滞物が白色で苔状に見えることから「舌苔」と呼んでいます。舌苔は必ずしも異常ではなく、多くは生理的な反応と考えられています。

舌苔の増加

 普通に食事をする・生活を送るときには、舌の表面は物理的に刺激されるため舌の汚れは自然に取れてなくなるものです。ところが、病気の結果として舌苔が増加することがあります。たとえば、ヘルペス性口内炎などで口のなかが痛くてものが食べられない状態になると、舌苔が増加します。また、脳血管障害の後遺症として片麻痺が生じ、舌が動かしにくい状態になると、運動が不自由な側の舌に舌苔が増加します。このように舌苔の異常な増加は病気の結果として起きることが多いのです。

口臭と舌苔

 口臭には、病的口臭と生理的口臭があります。病的口臭の原因には、肝臓や腎臓の病気、糖尿病などの全身由来のものと、歯周病や不適合補綴物(合わなくなった歯のかぶせもの)などの口腔由来のものがあります。生理的口臭とは病気が原因ではないものです。生理的口臭には、摂取した食物のニオイのほか、歯垢や舌苔が原因となっている場合があります。

 口臭のなかでは舌苔が原因となっていることが多いのですが、舌苔が必ず臭うという訳ではありません。多くは心配のないものです。

口臭の検査

 そこで重要になるのが口臭検査です。まず口臭検査を行い口臭があるかどうかを見極めます。そして、口臭の原因が舌苔なのかどうかを判断する必要があります。舌苔が口臭の原因になっていない場合には舌苔を除去する意味はありません。

 もしも舌苔が口臭の原因になっているならば、舌ブラシなど舌苔の除去用具を用いてやさしく取り除いてください。ただし、舌粘膜表面には味蕾(みらい=味を感じる突起)や舌乳頭などのきわめてデリケートな大切な組織がありますので、あまり強い機械的な刺激を加え舌の粘膜を傷つけないように注意して下さい。

>>>気にされる患者さんもたまにいます。

〈歯科医療の現場から〉 歯周病

中日メディカルサイト http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130208141357940

強い感染力 犬にも拡大

 長く臨床をやっていると、ふと気づくことがある。われわれ臨床家はこうした気づきから現状の変化を発見し、現状に合った治療をしていかなければならない。

 そういえば最近、歯が見えないぐらい歯石が沈着していても、歯槽骨は全く溶けていない高齢者を見なくなった。その代わり多いのが、歯磨きはよくできているのに、歯周病で歯槽骨が溶けている患者さんだ。これは歯周病菌による感染症が限りなく広範囲に広がったことを意味する。

 少し前の時代の人は歯槽骨があまり溶けていない。歯周病による感染症が進んだのはそんなに昔のことではないのだろう。

 インターネットで犬の歯周病について見ていたら、人間の歯周病と全く同じような症状、治療方法が紹介されていた。この感染症は、犬にまで広がっているのかと、あらためてその感染力の強さを恐ろしく感じた。

 この感染症は、一度感染したら完全に駆除することが困難だ。また歯周病菌は口腔(こうくう)内だけでなく他の部位の感染症にも関与している。今一度この感染症に対応する治療方法を確立しなければいけない。

 感染症に対する治療方法は主に抗菌剤の投与であり、その種類と投与方法の確立を急がなければならない。時間の経過とともに耐性を持ち、その効力が失われていくからだ。また再感染の問題など取り組むべき課題は多い。ピロリ菌の駆除が可能だったように、歯周病菌の駆除も早く可能となるよう願ってやまない。(静岡県歯科医師連盟評議員 鈴木龍)

>>>歯周病の恐ろしさ、広く認知していく必要があります

日本歯科医師会、次期会長予備選挙、大久保満男現会長が4回目の当選

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5749

 2月8日、日本歯科医師会の次期会長予備選挙の投票が締め切られ、開票の結果、現会長の大久保満男氏が当選(4回目)した。
 会長予備選挙は各都道府県歯科医師会から選出された代議員139名と選挙人505人の644名による郵便投票で行われた。

▼投票結果
大久保満男氏(静岡県)609票
津曲 雅美氏(滋賀県)11票
有権者数644人、総投票数623票、有効投票数620票、無効投票3票
▼任期等
平成25年6月20日(木)、21日(金)に開催予定の定時代議員会集結時から平成27年6月の定時代議員会集結時まで。

>>>圧勝の結果となりました

口臭は体調のバロメーター 原因と予防のポイント

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO51251140R00C13A2W13001/

Nikkei.com

そもそも口臭は、生理的なものとして誰にでもある。ただ、様々な要因で口臭が強くなり、常態化する「病的口臭」になると治療が必要になってくる。ニンニク、アルコールやたばこなどが原因の「飲食物・嗜好品による口臭」もある。

細菌の働きで発生

新陳代謝ではがれた歯ぐきや頬などの粘膜や細菌の死がいなどのたんぱく質成分を口の中の細菌が分解し、口臭の原因物質(揮発性硫黄化合物)を作り出す。東京医科歯科大大学院教授で歯学部付属病院(東京都文京区)息さわやか外来の川口陽子診療科長によると「口臭は一般に朝起きた時点がもっとも強い」。寝ている夜間は唾液の分泌が減り、口内に細菌が増殖、口臭の原因物質が多く発生するからという。

唾液は食べ物を湿らせて飲み込みやすくしたり、消化を助けたりするほか、口の中をきれいにする働きもする。生理的口臭は唾液が少なくなる空腹時にも強まる傾向にあり、1日の間でも変化する。

「緊張状態が続いたり、ストレスが多かったりしても口臭はきつくなる」と川口教授。こうした状況下も唾液量が減るためだ。指摘されたら「体が休息を求めているサイン」と思い、疲れをとるといいだろう。

ニンニクやアルコール類などを大量に摂取した人の息がくさいのはだれもが知るところ。これも時間の経過とともに弱まる一時的なものと考えていい。

やっかいなのが病的口臭だ。においが常態化するため、仕事などに支障をきたしかねない。その主原因は歯周病や舌苔(ぜったい)など、口内にあると考えられている。

歯周病を引き起こす歯周病菌にも、たんぱく質を分解して口臭の原因物質を発生させる酵素が含まれている。口内を清潔に保って歯周病を予防しよう。まずは歯ブラシや歯間ブラシなどで、ていねいに口の中を掃除する。歯科医院で定期的に歯石を取り除いてもらうのもいいだろう。

中高年世代に口臭が強い人が増えるのは、歯周病の増加や唾液の分泌量が加齢とともに減少することなどに関係している。

一方、鏡に向かって舌を出すと、表面に白や黄色みがかった苔(こけ)状のものがついている人がいるはずだ。これが舌苔。はがれた粘膜上皮などがもとになりできるもので、これを細菌が分解することで口臭の原因物質が生まれる。

舌苔を落とすには柔らかめの歯ブラシか、舌苔を落とすために先端がへら状やブラシ状になっている専用器具「舌ブラシ」などを使う。ブラシを水でぬらし、舌の奥の方から手前に軽くかき出すようにする。舌の表面には味覚を感じる味蕾(みらい)がある。優しく、味蕾を傷つけないよう注意する

ただ、舌苔が付着しているからといって、必ずしも他人を不快にさせるほどの口臭があるとは限らない。「舌のそうじは鏡を見ながら1日1回にとどめる。なお口臭が続く場合は歯科医師に相談するといい」(川口教授)

専門外来が増加

 近年、「口臭外来」を設置する大学病院なども増えてきた。東京歯科大千葉病院(千葉市)もその一つ。口臭の有無を機器などでチェックして分析、原因などを探ってくれる。同病院で口臭外来を担当する亀山敦史准教授は「実際は口臭がないのに、相手のしぐさなどから、くさいと思い込み、来院する患者も少なくない」という。

 口臭発生の原因は大半が口内にあるものの、副鼻腔(びくう)炎や糖尿病など別の病気に起因する場合もあり侮れない。口臭を分析して病気が特定できれば検査の負荷が軽減できるが、まだその段階までには至っていないという。口臭外来は保険適用外で実費負担が原則。同千葉病院の場合、初診料と検査費用で約5000円かかるという。

■指摘は体調を気遣う形で

 自分の口臭は相手が不快になるほどにおうのか、自分ではよくわからないのが悩ましい。逆に相手の口臭が鼻をついても、面と向かって「くさい」とは言いづらい。東京歯科大千葉病院の亀山准教授は「相手の体調を気遣う形で伝えるといい」とアドバイスする。例えば「体調は大丈夫?」「具合でも悪いの?」と尋ねて、それとなく指摘する方法だ。

 最近は口臭対策グッズも増えている。タニタ(東京都板橋区)は簡易に口臭を測れる「ブレスチェッカー」を2003年に発売、累計43万個が売れた。洗口剤は口臭予防に有効とされる。成分に塩化亜鉛を含むものは口臭を減少させる効果が強く、亜塩素酸ナトリウムを含むものは極めて強い酸化剤として抗菌作用などがあるという。花粉症で鼻が詰まり口で呼吸することが多い人は口内が乾燥しがち。ガムをかんで唾液の分泌を促し口臭を予防しよう。

>>口臭=歯の要因と考えがちですが、他の要因があることも伝えていかないといけないですね。

新しい入れ歯 食欲回復

Yomiuri.co.jp
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=72234

 年を取って自分の歯を失うと、同時に食欲もなくし、意気消沈してしまいがちです。高齢でもモリモリ食べられる人は、心身ともに元気です。

 ミエさん(82歳、仮名)は数年前に脳梗塞で倒れ、車いす生活になりました。入れ歯が合わないせいもあり、どんどん食が細くなっていき、「何が食べたい?」と聞いても、「特にない」。食べる意欲そのものが失われ、気力体力とも衰えてきました。

 元気を取り戻してもらうためには、食欲の回復しかありません。でも、「新しい入れ歯を作ろう」と勧めても、気乗りしない様子。しつこく言って何とか歯科受診にこぎつけ、その帰りに喫茶店に寄ってフルーツパフェを注文しました。

 久々の喫茶店に緊張気味のミエさんでしたが、パフェが運ばれてくるとニコニコして、パイナップルから食べ始めました。左手でしっかりとカップを押さえ、右手に握ったフォークを軽快に動かす様子は、いつもの力ない食事風景とは全然違います。

 「入れ歯作ったら、もっといっぱい好きなものが食べられるね」。そう話すと、ようやく「作ってもいいよ」と言ってくれ、最初に何が食べたいかという問いに、「甘いおいなりさん」。ついに、「食べたいもの」を聞くことができたのです。

 それから何度か歯科に通い、帰りは喫茶店でケーキを食べながらミエさんの若いときの話を聞きました。1か月後、入れ歯が完成し、甘いいなりずしを用意してお祝いパーティー。すっかり元気を取り戻したミエさんは、入れ歯をつけて「20歳は若返ったよ」と照れ笑い。それから間もなく、硬いせんべいもバリバリ食べるようになりました。

 >> 改めて、義歯の大切さに気づかされます

口内細菌 バイオフィルム 肺炎など重い病気の原因にも

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130205/bdy13020508410002-n1.htm

産経net

複数の細菌が固まり、ぬるぬるとした状態になった「バイオフィルム」。口の中のバイオフィルムは、虫歯や歯周病だけでなく、肺炎など重い全身の病気の原因になることもある。(油原聡子)

菌の集合体

 東京歯科大の奥田克爾(かつじ)名誉教授(微生物学)によると、バイオフィルムであるデンタルプラークは複数の細菌の集合体だ。バイオフィルムは、細菌が周囲にねばねばした物体を作って個体がくっつき合い、集団になったもの。実はバイオフィルムは身近な存在だ。「台所やお風呂場の掃除をさぼると出てくる、ぬるぬるしたものも細菌の固まり、バイオフィルムです」(奥田名誉教授)注目されているのが、口の中のバイオフィルムだ。人の口の中には500種類を超える細菌がいるという。奥田名誉教授は「口の中の細菌は、唾液成分や歯と歯茎の隙間からにじみ出る成分を栄養源にして繁殖する」と指摘する。バイオフィルムは、ねばねばした膜で包まれているため、抗菌剤や免疫機能が効きづらいという特徴がある。

 口の中のバイオフィルムには、虫歯の原因となるミュータンス菌や、歯周病の原因となる細菌も集団で潜んでいる。その中で、全身疾患に関わりがあるとして注目されているのが歯周病原細菌だ。歯周病は主に歯周病原細菌によって起こる。歯の周りのバイオフィルムが、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)を作る。炎症を起こして歯茎が赤く腫れるほか、出血が見られることもある。進行すると歯周ポケットが深くなっていき、歯を支えている組織に炎症が及ぶ。すると、口臭が発生し、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつき、かめない状態になる。

高齢者は注意

歯周病は日本人成人の7割以上がかかっているとされる。歯周病原細菌が関わっている病気で、高齢者が特に注意したいのが誤嚥(ごえん)性肺炎だ。誤嚥性肺炎は、歯周病原細菌などが唾液とともに肺に流れ込んで起こる疾病で、高齢者に多く発症する。通常は、唾液と一緒に飲み込まれた細菌は胃液によって「殺菌」される。寝ているときも唾液を飲み込む「嚥下(えんげ)反射」が起こり、細菌の気道への侵入を防いでいる。元気な人なら、せきなどによって細菌を排除できる。また、気道粘膜に生えている細かい繊毛(せんもう)によって唾液が肺に流れ込まないようになっている。しかし、高齢者は嚥下反射が低下しているため、細菌が肺や気管支に入り込んでしまうという。奥田名誉教授は「高齢者になると免疫力が低下し、抗菌作用のある唾液の量も少なくなり、歯周病になりやすくなる」と話す。歯周病原細菌が関係している可能性がある病気では、脳血管障害や心疾患のほか、糖尿病や低体重児の出産との関連も報告されているという。慶応大の中川種昭教授(歯科・口腔外科)は「歯周病原細菌が歯茎に入り込むと、歯茎を通る血管を通じて全身に回ってしまう」と説明。「口の中の細菌をコントロールするケアは、予防にも、治療後の再発を防ぐためにも重要だ」と指摘している。

眠る前のケアが大事

口の中のバイオフィルムの予防には、毎日の歯磨きなどのセルフケアと専門家による定期的なチェックが重要だ。中川教授は「特に眠る前のケアが大事」と話す。バイオフィルムは、口の動きが少なく、刺激によって出る唾液の少ない睡眠中に増加。さらに、薬剤や免疫機能が効きにくいという。このため、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシで物理的に除去するのが有効だ。歯ブラシが届かない部分のケアには、抗菌性の高い洗口剤を日常的に使うと効果が高い。バイオフィルムが歯石になってしまうと自分で除去するのが難しく、歯科医院で除去してもらう必要がある

>>日ごろのメンテナンスが大事ですね

歯科医師連盟代表者連絡会議、自民党の石破茂幹事長が来賓として出席

http://www.ikeipress.jp/archives/5729

ikeipress

全国都道府県・郡市区歯科医師連盟代表者連絡会議が1月31日、日比谷公会堂(東京・千代田区)で開催され、全国から関係者が参集した。本年7月に予定される参議院選挙への対応を主題に、現在までの進行状況と今後の活動方針が示された。髙木幹正会長は、「石井みどり議員にとって二期目の挑戦となるが、前回選挙を上回る結果を求めたい」と述べた。
来賓として登壇した自民党の石破茂幹事長は、「今後も歯科医師が医療の中核を担うには地域完結型医療を目指すことが必要であり、党の姿勢を示していく」と述べた。
最後に登壇した石井みどり議員は、「歯科医師の貢献が適切に評価されるための法改正、新法制定が自分の大きな責務。次期の目標は、歯科医師の裁量権を守るための法整備、すなわち受療権と診療権の確立だ。山積する課題を乗り越え、未来を切り拓いていこう」と決意と支援を訴えた

>>歯科医師の未来のために、頑張ってほしいですね。