日本歯科人間ドック学会、田口明教授が「パノラマX線写真を用いた骨粗鬆症スクリーニング法」を講演

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5545

日本歯科人間ドック学会の第15回学術大会が12月8日、鶴見大学会館で開催された。開会式であいさつに立った里村一人大会長(鶴見大学歯学部教授)は、本年4月に一般社団法人となったことを報告し、「医療そのものあり方が急激に変わってきており、治療偏重から予防主体へ、さらにオーダーメイドの概念が加わり先制医療という言葉が生まれている。このような社会的情勢から本学会が果たすべき役割はさらに大きくなる」と述べた。  最終プログラムでは松本歯科大学歯科放射線学講座の田口明教授が講演。パノラマX線写真を用いた骨粗鬆症のスクリーニング法を解説したほか、現在取り組んでいる課題として、動脈硬化と乳癌のスクリーニングへの応用の一部を明らかにして注目を集めた。

>>>パノラマ写真って、いろんな使い道があるんですね。

口呼吸 冬場は注意 ウイルス感染、睡眠不足招く恐れ 鼻呼吸する習慣づけを

msn産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/121211/bdy12121108020001-n1.htm

鼻でなく、口で呼吸をする「口呼吸」になってしまうと空気中のさまざまなウイルスが体内に直接入り、感染症にかかりやすくなるという。専門家は「風邪やノロウイルスが流行している今、こまめな手洗いや、うがいなどと同様に、口呼吸対策も行った方がいい」と勧めている。(清水麻子)
本来、人間にとって自然な呼吸は鼻呼吸だ。しかし、口呼吸に詳しい「雨晴(あまはらし)クリニック」(富山県高岡市)の坪田聡副院長(49)によると、近年、鼻ではなく口で呼吸する人が増える傾向にあるという。

◆親の影響も

原因はさまざまだ。坪田副院長によると、アレルギーによる鼻づまりや鼻炎のほか、昔に比べて堅いものを食べなくなり、口の周りの筋肉が落ちたことなどがあるという。また、親が口呼吸だと、子供も口呼吸をする傾向にあるという。
鼻には、空気中の細菌やウイルスが体内に入らないよう防御する効果がある。鼻の粘膜には抗菌作用のある成分が含まれ、鼻毛などが細菌やウイルスの網となる。さらに、吸い込んだ空気に適度な湿り気を与える「優れた加湿器」としての機能も鼻にはある。
口呼吸になってしまうと、ウイルスが体内に直接入り込み、風邪などをひきやすくなる。また、だるく疲れやすかったり、仕事や勉強などの集中力が低下したりすることなども口呼吸が一因という。
「口呼吸だと熟睡できず、睡眠も浅くなるので翌日の集中力にも響く。受験シーズンを控え、なるべく鼻呼吸に矯正してほしい」(坪田副院長)

◆サポートグッズも

自分や家族の口呼吸の可能性を「口呼吸チェックシート」でチェックしてみよう。
口呼吸チェックシート
坪田副院長が勧める矯正方法は4つ。
(1)起きているときに口呼吸に気づいたら、意識して口を閉じる(2)口の周りの筋肉を強化するため、「あいうべ体操」をする(3)口を閉じる筋肉を鍛えるため、食事の際は口を閉じ、1口30回ほど口の両側で均等にかむ(4)鼻呼吸を促すサポートグッズを使う。
(4)のサポートグッズには、寝ているときに鼻に貼れば鼻孔を拡張し、通気率を上げる「ブリーズライト」(グラクソ・スミスクライン社、10枚入り680円)、上下の唇を閉じる「ネルネル」(三晴社、21回用1050円)などがある。赤ちゃん用の絆創膏を口に貼り、上下の唇を付けてもいいという。
「普段、口を開けている人の半分は口呼吸だと思っていい。家族などの周囲が気がついたら教えてあげてほしい」と、坪田副院長はアドバイスしている。

>>>「 堅いものを噛まないと口呼吸になる」とは初耳でした。

副作用早期発見のアプリ

47(よんなな)NEWS http://www.47news.jp/feature/medical/2012/12/post-796.html

患者を副作用から守るためのスマートフォン(多機能携帯電話)アプリ「副作用シグナルCHECKER」を製薬会社の日本ベーリンガーインゲルハイム (東京)が開発し、薬剤師ら医療者向けに無償提供を始めた。  薬の副作用を早く発見し、適切に対応するための支援ツールで、山口大病院 薬剤部長の古川裕之教授が考案した「副作用チェックシート」を基に作った。患者の自覚症状を、皮膚や目など8項目に分けて問う形式。確認した結果を電子メールで送信すれば、薬局と病院で情報を共有できる。  山口大病院と地域の薬局で1年間試験運用したところ、副作用シグナルが約1200件あり、うち93件は処方医に連絡した。同社ウェブサイトでダウンロードできる。

>>>早速、インストールしてみました。 Google Play Store(Android Market)からダウンロードできます。起動すると「氏名」「生年月日」「性別」を聞かれます。その後、具体的な症状を入力() 患者を副作用から守るためのスマートフォン(多機能携帯電話)アプリ「副作用シグナルCHECKER」を製薬会社の日本ベーリンガーインゲルハイム (東京)が開発し、薬剤師ら医療者向けに無償提供を始めた。  薬の副作用を早く発見し、適切に対応するための支援ツールで、山口大病院 薬剤部長の古川裕之教授が考案した「副作用チェックシート」を基に作った。患者の自覚症状を、皮膚や目など8項目に分けて問う形式。確認した結果を電子メールで送信すれば、薬局と病院で情報を共有できる。  山口大病院と地域の薬局で1年間試験運用したところ、副作用シグナルが約1200件あり、うち93件は処方医に連絡した。同社ウェブサイトでダウンロードできる。

>>>早速、使ってみました。
Google Play Store(Android Market)から「副作用Checksheet」をダウンロードしてインストール。起動すると「氏名」「生年月日」「性別」を聞かれるので入力。部位別に症状(例:皮膚→かゆい)を選ぶと疑われる病名が表示されます。保存すれば履歴として検索可能。
もちろんiPhone版もあります。

 

【訃報】 現東京都歯科医師会会長の浅野紀元氏が逝去

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5552

現東京都歯科医師会会長、日本歯科医師会代議員の浅野紀元(あさののりもと)氏が12月10日に亡くなられた。享年65歳。昭和22年生まれで日本大学歯学部を卒業、平成21年4月より東京都歯科医師会会長、日本歯科医師会代議員を務め、変化の激しい時代に様々な懸案の解決に尽力された。通夜は12月17日(月)午後6時より、葬儀は18日(火)午前9時30分より、品川区の桐ケ谷斎場で行われる。 東京都歯科医師会のホームページ ▼桐ケ谷斎場 東京都品川区西五反田5-32-20 地図 電話 03-3491-0213

>>>ご冥福をお祈りします。

喫煙本数少なくても心臓突然死リスク1.8倍―米解析

メディカルトリビューン http://kenko100.jp/news/2012/12/14/02

喫煙本数少なくても心臓突然死リスク1.8倍―米解析

女性対象研究のデータを検討

心臓突然死は喫煙と強い関連が報告されているが、その発症リスクはたとえ喫煙本数が少なくても上昇するようだ。米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のRoopinder K. Sandhu氏らは、女性を対象とした研究データを解析したところ、1日当たりの喫煙本数が1~14本のライトスモーカーでも、非喫煙者に比べて心臓突然死リスク1.8倍に上ると、12月11日発行の米医学誌「Circulation: Arrhythmia and Electrophysiology」(電子版)に発表した。禁煙した場合のリスク低下についても報告している。

1日25本以上ではリスク3.3倍

Sandhu氏らは、米国の女性看護師を約30年間追跡した研究(NHS)から、喫煙に関する詳細なデータが得られた10万1,018人を対象に検討を行った。登録時の喫煙状況は、現喫煙者が29.1%、禁煙者(喫煙経験者)が26.4%、非喫煙者が44.5%。心臓突然死については、死亡または心停止が症状の発現から1時間以内とし、死亡時の目撃者がいない場合でも、剖検により心臓突然死と認められた場合は解析対象とした。

追跡期間中に確認された心臓突然死は10万1,018人中351件。年齢、糖尿病、高血圧、BMI(体格指数)、運動などの影響を除外して非喫煙者と比較した心臓突然死リスクは、禁煙者で1.40倍、現喫煙者で2.44倍だった。

現喫煙者の1日当たり喫煙本数別の心臓突然死リスクは、1~14本で1.84倍、15~24本で2.62倍、25本以上で3.30倍と、喫煙本数が増えるとリスクも高まった。

喫煙年数別では、24年以下は非喫煙者との差がなかったが、25~35年で1.48倍、35年超は2.22倍とリスクが高まり、全体の傾向としても喫煙年数が長いほどリスクが上昇した。また、喫煙年数が5年延びるごとに8%のリスク上昇が認められたという。

禁煙15年以上でリスク半減

さらに、禁煙者の禁煙年数別の心臓突然死リスクを検討したところ、禁煙年数が増えるに従ってリスクが低下する傾向にあり、15~20年未満で50%、20年以上で55%だった(非喫煙者は60%のリスク減)。

今回の大規模で長期的な調査データの解析から、喫煙状況別の心臓突然死リスクと禁煙がもたらす利点が明らかになった。Sandhu氏らは、喫煙による心臓突然死リスクが喫煙本数や年数ととともに上昇した点を強調し、女性に対する心臓突然死予防戦略として禁煙をあらためて重要視すべきと主張した。

(編集部)

>>>喫煙の危険性をあらためて感じさせます。早めの禁煙をお勧めします。

平均寿命延びるも、その多くが闘病生活 調査

国際ニュース http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2916706/9996118

【12月14日 AFP】世界人口の平均寿命は1970年と比べて10年以上延びているが、人びとは延びた余生の多くをがんなどによる闘病生活に費やしているとする調査結果が、13日の英医学専門誌ランセット(The Lancet)で発表された。

 2010年の世界平均寿命は1970年と比べ、男性で11.1歳、女性で12.1歳延びた。だが、がんや心臓疾患などの非伝染性の病気にかかる人の数は過去最高に達しており、調査に協力したハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)のジョシュ・サロモン(Josh Salomon)氏によれば「ここ20年で平均寿命は5歳延びたが、そのうち健康に過ごせるのは4年だけ」だという。

 調査を行った研究者らは、余命延長にのみ重きを置いた保健政策を見直し、健康維持も重視した政策に転換すべきだと呼び掛けている。

■がんの死者数は約4割増、乳幼児の死者数は約6割減

 発表された調査結果は個別に行われた7調査をまとめたもの。うち最も規模が大きかったのは50か国500人近くの研究者が関わった調査で、187か国で収集された291種類の疾患や傷害のデータが含まれている。

 世界の死者数に占めるがんや糖尿病、心臓疾患などの非感染性疾患による死者の割合は、1990年の半分から、2010年には3分の2近くまで増加。2010年のがんによる死者数は800万人で、1990年(580万人)から38%増加した。

 2010年に世界で最も多くの死者を生んだ健康リスク要因は高血圧(940万人)と喫煙(630万人)、飲酒(500万人)だった。

 一方、栄養不足や感染症による死者、妊娠・出産関連の死や新生児の死者数の合計は、2010年では1320万人で、1990年の1590万人から減少した。5歳未満の死者数も70年と比べほぼ60%減の680万人だった。

 2010年の時点で世界で最も平均寿命が長かったのは日本人女性(85.9歳)とアイスランド男性(80歳)。最も短かったのはハイチ人(男性:32.5歳、女性:43.6歳)で、主な原因は2010年に25万人の犠牲者を出したハイチ地震だった。

>>>歯科は健康寿命に関わっていることをアピールしたいですね。

外れた顎の治療法、初期なら装具療法で改善

健康百科 http://kenko100.jp/kenko/2012/12/13/01

自分では戻せず再発も

 高齢者は顎(がく)関節脱臼を起こしやすい。加齢とともに顎の関節の締まりがなくなるためだが、一度起こると再発を繰り返すことがある。注意すべきことを、昭和大学歯学部(東京都)口腔(こうくう)外科の新谷悟教授に聞いた。

気付きにくい

 顎関節脱臼は、いわゆる「顎が外れる」という状態だ。どんな年齢層にも見られるが、特にお年寄りに多い。

 「顎の関節が外れると痛みが生じ、受け口になって前歯で食べ物をかめません。ただ、口は大体2センチほどは開くので、高齢者は自覚しにくいようです。また、総入れ歯だと家族の人も気付きにくく、見逃しやすいのです」(新谷教授)

 偶然、関節が元に戻るケースもあるが、通常は自分では戻せない。そのまま放置していると陳旧性といって、関節が外れたまま固まってしまうこともある。また、偶然元に戻っても、再発を繰り返しやすくなる。

食べ方に注意

 頻繁に再発を繰り返したり陳旧性になったりすると、日常生活に大きく影響するばかりか、治療でも手術が必要になる。

 「初期の段階なら、顎の関節を元に戻して口を開きにくくする弾性包帯や、チンキャップという装具を1~2週間着けると改善します」(新谷教授)

 お年寄りは、顎の関節の靱帯(じんたい)などが衰えて締まりが悪くなるため、関節を外しやすい。早期発見するには、家族や介護している人はそれを念頭に置き、日頃から食べ方に注意するのが第一だ。

 「前歯でかめない、口をぼんやりと開いている、あるいは総入れ歯でいつもより入れ歯が外れるといったことに気付いたときは、顎関節脱臼の可能性があるので、早めに口腔外科を受診すべきです」(新谷教授)

 治療後は、再発予防のために日常生活であくびなどで口を大きく開けない方がよいという。

>>>高齢者は注意しないといけませんね。

「平成23年患者調査の概況」、全国の総患者数では「高血圧性疾患」が最多、「歯肉炎及び歯周疾患」が3番目

医療経済出版 http://www.ikeipress.jp/archives/5571

厚生労働省は11月27日、平成23年10月の調査に基づく「平成23年患者調査の概況」を公表した。歯科診療所の推計患者数は、全国(福島県および宮城県の石巻・気仙沼医療圏を除く)で136万2千5百人、男女別では男性583万人、女性779万5千人だった。
 主な症病の全国(同上)の総患者数では、もっとも多いのが「高血圧性疾患」で906万7千人。「糖尿病」が270万人、次いで「歯肉炎及び歯周疾患」265万7千人、「う蝕」194万5千人、「高脂血症」188万6千人となっており、歯科分野の疾患は「歯肉炎及び歯周疾患」と「う蝕」の2つのみだが、それぞれ3番目、4番目に多い疾患となっている。
厚生労働省のホームページ

>>>歯科疾患の潜在患者はもっと多いと思います。受診率の向上が国民の健康にとって重要ではないかと思います。

痛くない歯科医のサービス革新

日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK11032_R11C12A2000000/

痛くない歯科医のサービス革新

先日、3カ月通った歯科医を晴れて「卒業」しました。ある日突然に奥歯が欠け、あわてて駆け込んだ歯科医ですが、歯磨きを怠っていたツケがいろんな箇所に発覚し、長期間の通院を余儀なくされたのです。

実は、今回通った歯科医では、いろいろなところでこれまでにない驚きを体験しました。

まず最先端のシステムを取り入れていたところ。レントゲンやカメラで撮影した治療箇所の記録のほか治療履歴などはすべてデジタル化されており、主治医の手元のモニターに簡単に呼び出せます。歯科衛生士との情報共有もシステム化されており、なぜ治療が必要か、どこを治療するかについて、ほぼ毎回このモニターを使ってわかりやすく説明してくれました。

以前かかっていた歯科医は、治療の腕がよいと紹介されたのですが、カルテの管理は手作業で、患者への説明はほとんどなし。治療の技量は素人には判断がつかず、治療以外のところに不満が募っていたのです。

最も大きかった驚きは、治療に対する恐怖感を克服できたことです。これまでは、歯を削るドリルによる神経に響く痛みが思い出され、回転音が聞こえただけで身をこわばらせていました。しかし今回は麻酔で治療中の痛みを抑える方針を採っていたため、麻酔の針が刺さる瞬間さえ我慢すれば、治療中は痛い思いをせずに済みました。ドリルが口の中に入っても体の力を抜いていられる自分に気が付いたほどです。

筆者が苦手とする歯磨きも丁寧にアドバイスしてくれたので、治療期間中の歯磨きに前向きになれました。それまでかかった歯科医では、歯を磨かかなかった日々について厳しく指摘されることが多く、歯を磨かなくなる→歯医者に行きたくなくなるという悪循環になっていました。

ふと気付くと歯医者は「いつ痛い思いをするかわからない怖いところ」から「口腔内の問題点を治してくれる快適な空間」に変わっていました。高い満足感を得られたため、通院中は家族や職場のメンバーにその歯科医について何度も吹聴した記憶があります。

よく似た話をショッピングサイトに関わる本で読んだことがありました。「(略)・・・驚きの体験を生み出し、顧客の記憶にとても長く残り、友人や家族への口コミにつながるのです」――。

靴を中心としたアパレル販売サイト、米ザッポス・ドット・コムのトニー・シェイCEO(最高経営責任者)は、著書「Delivering Happiness(ザッポス伝説)」(ダイヤモンド社刊)でこう述べています。同社は2009年に米アマゾン・ドット・コムに12億ドルを超える金額で買収されました。カスタマーサービスは全社員の仕事と考え、マニュアルを持たず最長6時間でも対応するコールセンターなどで顧客一人一人と生涯続く関係を築こうとしています。

サービス品質の向上は、ユーザーからのロイヤルティーに結びつきます。「誰でも開業できる」といわれて久しいショッピングサイトは、長年過当競争が続いています。筆者も、ほんの少しの成功例といくつもの失敗例を見てきましたが、事業を続けるには顧客からの信頼を勝ち得なくてはなりません。

最近、筆者も新興のショッピングサイトでこんな経験をしました。このサイトはこれまで物流が弱点となっており、注文した商品が届くまでに時間がかかっていました。ところが先日は、金曜の夜に注文した商品が日曜日に自宅に届いたのです。期待していなかった分驚きが大きく、サービスレベルが飛躍的に高まったことで、そのサイトへのロイヤルティーも上がりました。

戻って歯科医業界を調べてみると、全国で歯科医院の数は約6万8000施設あり、4万強とされる全国のコンビニエンスストアを大きく上回る規模とのこと。ショッピングサイト同様、過当競争が続いている業界でした。

こうなると、基本的な治療の腕は大前提ですが、その先には患者の信頼を勝ち得、口コミで推薦してくれるほどの「驚きの体験」が必要になってきます。そして筆者は今回、治療の過程でいくつもの驚きを体験しました。

筆者はこれまで職場の近くや自宅の近くなど、いくつかの歯科医を渡り歩いて来ました。次は3カ月後に検診の連絡があるとのことですが、またここで口腔チェックを受けたいと考えるようになっています。

>>丁寧なインフォームドコンセントが必要ですね。

口唇口蓋裂の治療、重症例でもきれいに

http://kenko100.jp/kenko/2012/12/11/01  健康百科

口唇口蓋裂の治療、重症例でもきれいに

成長に合わせ段階的に手術

  口唇口蓋(こうがい)裂は、生まれつき唇、歯茎、上顎が裂けている先天性の病気だ。最近では診断・治療技術が進歩し、重い症状でも段階的に手術をすることできれいに治るようになった。

発音や呼吸に影響

 口唇口蓋裂の赤ちゃんは、わが国では500人に1人の割合で生まれている。全体の約25%が上唇から鼻の下に裂け目がある口唇裂で男児に多く、約25%が上顎に裂け目がある口蓋裂で女児に多い。残りの約50%は口唇裂と口蓋裂が両方あって、男児に多い。また、鼻の下のくぼみを境にして左側の方が右側より2~3倍多く発症する。

 通常、妊娠から出産までの胎生期の4~12週で上唇から上顎にかけて形ができていく。口唇口蓋裂の治療に詳しい昭和大学病院(東京都)形成外科の土佐泰祥准教授によると「口唇口蓋裂は細胞が分裂し、顔面突起と呼ばれる部位がつくられていく過程で、何らかの理由で不都合が生じて発症すると考えられています。ただ、詳しい原因は分かっていません」と話す。

 口唇口蓋裂は見た目だけでなく、発音、呼吸、かみ合わせなど、体の機能にも影響が出るほか、中耳炎を起こしやすくなるため、適切な治療が必要になる。

複数科で連携

 治療は、形成外科、小児科、矯正歯科、耳鼻咽喉科、言語聴覚士などの連携によって、子供の成長に合わせて進められる。生後3カ月頃に唇、1~1歳半頃に口蓋、5~6歳頃に歯茎の裂け目を修復していく。

 土佐准教授は口唇口蓋裂の手術を年間約300件行っており、個々の患者に合わせて術式を工夫している。体質によっては、縫った痕が赤くみみず腫れのようになる肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)などを起こすこともあるが、時間がたてば治まっていくことが多いという。

 「今は超音波検査機器の精度が向上し、特に口唇裂は胎児期にある程度診断が可能となってきています。それだけに、安易に告げると母親は大変なショックを受けます。早期に疾患や治療法についての説明を加えたカウンセリングをきちんと行うことが必須です」と土佐准教授は話している。

>>技術は、日々進歩していますね。