静岡新聞SBS
http://www.at-s.com/news/detail/474545125.html
虫歯など子どもの口腔(こうくう)内の状態から虐待を早期発見し、虐待防止につなげるシンポジウム「子どもたちの笑顔を守ろう!~今の静岡県の現状と私たちにできること」(県歯科医師会主催)が25日、静岡市駿河区で開かれた。
虐待を受けている子どもは、親が適切な歯科治療を受けさせていないなどの理由で虫歯や歯肉炎があったり、暴力による外傷が口の中や皮膚にできていたりするという。子どもの口腔内の異変を発見する立場の歯科医と、学校や行政機関などと連携を強化するため、県の協力でシンポジウムを企画した。
基調講演した東京歯科大の花岡洋一准教授は、児童虐待防止法の内容に触れながら虐待の種類や通告の仕方について説明。「口の中だけ見て虐待か判断できなくても、顔や首に傷があれば気付ける。疑いがあれば、すぐに通告することで子どもを救える」と訴えた。
講演に続き、県中央児童相談所や県教育委員会など関係機関の代表者が、各機関の果たす役割について説明したり、意見交換した。