一般社団法人日本歯科技工所協会の創立50周年記念大会が5月13日、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京で開催され、約200名の関係者で賑わいを見せた。
記念式典に先立って行われた講演会はエコノミストの岸博幸氏を講師に招き、『日本経済のゆくえ〜世の中の流れ、どうなる日本』をテーマに行われた。
記念式典では南部哲男理事長の式辞に続き、出席した来賓より厚生労働省医政局の田口円裕歯科保健課課長、日本歯科医師会の牧野利彦副会長らが登壇し祝辞を述べた。
式辞に立った南部理事長は、「本会設立の所以は50年前に先輩方が同業他社に声を掛け合い、呉越同舟の中で互いが必要としあって集まり切磋琢磨した結果であろうと思う。本会は経営者の集まりである。日本の歯科技工所の経営の安定に関することであれば矢面に立って行動することも考えなければならない。これまでの50年から何を学び、これからの50年にどう活かして業界を発展させていくかを大いに議論し、若い世代にバトンを繋げていかなければならない」と述べた。
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医療経済出版 2017.5.16