歯科技工士のための診療報酬改定講習会を開催―東京都歯科技工士会

東京都歯科技工士会は4月15日、フクラシア浜松町(東京都港区)で『平成30年度診療報酬改定講習会』を開催。清水潤一氏(日本歯科技工士会常務理事、大阪府歯科技工士会会長)を講師に招き、歯科技工に関連する改定項目について解説した。

清水氏は「これまで日本歯科技工士会は製作技工に要する費用を確保するための働きかけを続けてきたが、個々の歯科技工士も心がけなければならないことがある」とし、①歯科技工士も診療報酬の仕組みに関する正しい知識を身につけるよう努めること、②費用割合〝7対3〟の7が歯科技工料の〝天井〟と誤解しないこと、③適正な歯科技工料を求めるためには不必要な値引きを行わないこと、などを指摘した。

具体例として、小臼歯のCAD/CAM冠が保険導入されて1年目の歯科技工料の実態価格は1200点のほぼ7割にあたる8,400円だったが、その後、技工料金の値崩れが起こるとともに、保険点数が引き下げられる結果を招いている。

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医療経済出版  2018.4.20

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65歳以上の高齢者対象に一般予防介護事業のセミナー開催―目黒区歯科医師会

東京都目黒区歯科医師会は4月12日、目黒区歯科医師会館で『食べてのばそう!健康(口)寿命セミナー』を開催した。本セミナーは、65歳以上の高齢者を対象に一般予防介護事業の一環として企画され、20名を超える区民が参加。厚生労働省医政局の田口円裕歯科保健課長ら行政関係者も見学に訪れた。

小枝義典会長による講話のほか、2色ガムを用いた咀嚼能力テスト、口腔機能向上体操の指導等が行われた。また、咀嚼の重要性を踏まえた食を体験する「実食」のコーナーを設け、栄養バランスだけでなく適度な歯ごたえを考慮した昼食の弁当が好評を得た。

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医療経済出版  2018.4.19

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元日歯会長・大久保満男氏の旭日重光章受章祝賀会、ホテルニューオータニで開催

元日本歯科医師会会長の大久保満男氏の旭日重光章受章祝賀会が2月24日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「鳳凰の間」で開催され、約200名が参集して大久保氏の叙勲を祝った。謝辞に立った大久保氏はこれまでの足跡を振り返り、次のように述べた。

大久保 平成18年に日歯会長に就任した時は大きな事件の後のことで、大久保執行部は真冬の暴風雨の中に船出をする船のような状況でした。一番心に響いたのは、地域の若い先生から、「歯科医師であることに誇りも希望も持てない」と言われたこと。そこで、「生きる力を支える歯科医療」をテーマに掲げ、歯科の臨・学・産という同じ船に乗り合わせた全てのクルーが同じ思いでそれぞれの役割を果たす総力戦でいこうと申し上げました。

そのような状況の中では理想を語らざるを得ない。おそらく、「大久保は現実よりも理想を語りすぎる」と言われたであろうと思っていますが、多くの会員の理解を得て9年間会長を務めることができました。

本当に嬉しいことは皆様方と出会えたことです。私が48年間、歯科医師会に関わっていなかったら皆様と人生の中で交わることはなかったでありましょう。皆様方に心から御礼申し上げ、私からの謝辞と致します。本当にありがとうございました。

 

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医療経済出版 2016.3.15

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日歯会長予備選挙は現行の制度が最良と判断、全員選挙には否定的

日本歯科医師会は1月25日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で定例記者会見を開催した。

蓮池芳浩理事は「日歯会長選挙のあり方検討臨時委員会」への諮問に対する答申の概要について、これまでの議論の経緯を明らかにし、「選挙権者を全会員にする、いわゆる全員選挙については委員全員が否定的であった。会長選挙というものは、法の中では構造的に会員の良識や矜持に頼らざるを得ない部分がある。このことをしっかり認識した上で考えた時、現行の制度が最良ではないかという判断をした」と述べた。

 

>>医療経済出版 2018.2.7

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歯科口腔保健推進室が今夏より省令室へ―厚生労働省

平成29年度都道府県歯科医師会地域保健・産業保健・介護保険担当理事連絡協議会が1月24日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。

あいさつに立った厚生労働省の伊原和人大臣官房審議官は、「いよいよ歯科口腔保健推進室が今夏より省令室として稼働する。体制を整え中身のあるものへと進めていきたい。口腔領域は歯の問題だけでなく、介護、労働衛生など多くの分野に関わりが広がっており、多職種との連携のもとに充実を図る必要がある。地域においては自治体やさまざまな関連職種の方と密接な連携を持ちながら取り組んでいただくことをお願いしたい」と考えを述べた。

>>医療経済出版 2018.2.6

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歯科衛生士、登録者約27万人に対し就業者は12万3831人

厚生労働省委託事業「歯科衛生士に対する復職支援・離職防止等推進事業」の一環として、「東京医科歯科大学歯学部附属病院・歯科衛生士総合研修センター設立キックオフセミナー」が1月14日、東京医科歯科大学歯学部附属病院特別講堂で開催された。

歯科衛生士の担う役割の重要性が増す一方で、有資格者の就業率が5割を切り、新人歯科衛生士の離職にも歯止めがかかっていない。厚生労働省医政局歯科保健課の和田康志課長補佐は、「就業歯科衛生士は平成28年末の時点で12万3831人。毎年7〜8千人の有資格者が生まれ、登録者は26万9226人いるものの就業割合は約46%と低い。未就業者の復職支援が重要」と課題を指摘した。

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医療経済出版 2018.1.22

http://www.ikeipress.jp/archives/9670

歯科以外についても、最新の労働力調査によると、国全体での就業者数は6552万人で59か月連続の増加。雇用者数は5865万人で59か月連続の増加。完全失業者数は178万人で90か月連続の減少となっており、人手不足の傾向が認められています。歯科衛生士は一般的に離職率が高く、また復職が困難と言われています。歯科衛生士の復職支援・離職防止は、現在の歯科医療の質を守るうえでも、必須です。真摯に考えていかないといけない問題です。

東京都歯科医師会・新春懇談会、小池百合子都知事ら登壇し祝辞

公益社団法人東京都歯科医師会の新春懇談会が1月9日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで開催され約300名の関係者が出席した。山崎一男会長の式辞につづいて出席した来賓より、小池百合子東京都知事、日本歯科医師会の堀憲郎会長、東京都議会の尾崎大介議長、東京都医師会の尾﨑治夫会長らが登壇し、祝辞を述べた。

小池百合子東京都知事は祝辞の中で、「話題の書籍『ライフシフト』によれば、2007年に生まれた先進国の子供たちの50%が107歳まで生きるとされている。歯科医師会が推進する8020運動も〝10020運動〟に転換せざるを得ない時代が来るのではないか」とし、歯科医療の担う役割の重要性を示した。

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医療経済出版 2018.1.12

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東京都歯科技工士会、新宿ワシントンホテルで新年祝賀会を開催

一般社団法人東京都歯科技工士会の新年祝賀会が1月8日、東京・西新宿の新宿ワシントンホテルで開催され、120名を超える関係者が出席した。

石川功和会長の式辞に始まり、日本歯科技工士会の杉岡範明会長が祝辞を述べたのち、組織の拡充に尽力した団体に贈られる感謝状が、在京歯科技工士学校同窓会連絡会、江東歯科技工士会、大田歯科技工士会の三団体に石川会長より手渡された。

出席した来賓からは、東京都福祉保健局医療政策部医療人材課の松原かおり課長、東京都歯科医師会の勝俣正之副会長、東京都歯科衛生士会の藤山美里副会長、日本歯科技工学会の吉田比呂志会長、大東京歯科用品商協同組合の小越敏理事長が登壇し、祝辞を述べた。

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医療経済出版  2018.1.10

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朝日大学歯学部同窓会、創立40周年記念式典・記念祝賀会に500名超の関係者が参集

朝日大学歯学部同窓会の創立40周年記念式典・記念祝賀会が11月18日、岐阜都ホテルで500名を超える関係者を集め盛大に行われた。

中嶋正人会長は式辞の中で、「本同窓会の会員数は5800名となり、全国に35支部を擁する大きな組織となったが、一方で同窓会に対する意識の低下といったことをよく耳にするようになった。40周年記念式典を開催するにあたり、祝賀の会を持つばかりではなく、同窓会員自らが一層の団結を図ることにその意義があると理解している。今後同窓会が50周年、60周年とさらに飛躍し発展することを願っている」と考えを述べた。

つづいて出席した来賓から朝日大学の宮田淳理事長、日本歯科医師会の佐藤保副会長、日本歯科医師連盟の高橋英登会長、岐阜県歯科医師会の阿部義和会長が登壇し祝辞を述べた。

 

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医療経済出版  2017.11.21

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ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー、米倉涼子さんと草刈正雄さんが受賞

11月8日の「いい歯の日」、日本歯科医師会は第24回目となる「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2017」を、東京・丸の内のシャングリ・ラ ホテル東京で開催した。「著名人部門」では、今年もっとも笑顔が輝いている各界の文化人・著名人として、女優の米倉涼子さんと男優の草刈正雄さんの二人が受賞した。「スマイルフォトコンテスト」では、全国から寄せられた5534点の写真の中からグランプリ1作品、優秀作品6作品が選ばれた。また、本年度より新設されたデンタルスマイル部門で優秀作品1作品が選ばれた。

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医療経済出版  2017.11.11

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