国民医療を守るための総決起大会、日比谷公会堂で開催―国民医療推進協議会

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8786

国民医療推進協議会主催による「国民医療を守るための総決起大会」が12月9日、東京・日比谷の日比谷公会堂で開催された。あいさつに立った日医の横倉義武会長は、「医療経済実態調査の結果でも明らかなように、多くの病院・診療所は大変苦しい経営状況にある。その中で来年度の診療報酬改定が厳しい内容となれば医療従事者の賃金上昇はかなわず、医療現場は疲弊し国民が必要かつ十分な医療・介護を受けることがかなわなくなる」とし、10月に開催した第12回総会で、安全と安心を約束する持続可能な社会保障制度の確立を求める国民の声を政府に届けることを目的とした国民医療を守るための国民運動の展開を満場一致で可決したことを明らかにした。つづく決意表明では日本歯科医師会の山科透会長、日本薬剤師会の山本信夫会長、日本看護協会の坂本すが会長の三氏がそれぞれ決意を語り、全日本病院協会の西澤寛俊会長が大会の決議案を読み上げ参加者の承認を得た。

日歯と都道府県歯の共催による生涯研修セミナー、最終回を歯科医師会館で開催

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8782

日本歯科医師会と東京都歯科医師会主催による「平成27年度生涯研修セミナー」が12月6日、「健康長寿社会を支える歯科医療 ~総合的視点に立った臨床歯科~」をテーマに、歯科医師会館にて開催された。

同セミナーは細野純氏(東京都大田区開業)、菊谷武氏(日本歯科大学附属口腔リハビリテーション多摩クリニック院長)、片倉朗氏(東京歯科大学口腔病態外科学講座教授)、米山武義氏(静岡県開業)を講師に招き、各都道府県歯科医師会との共催により全国で10回にわたって開催された。最終回となった東京都では、片倉氏、米山氏の2名が登壇した。

片倉氏は、“全身的評価ができる総合歯科医を目指して”と題して医学的患者情報が必要となった際の照会状の有用性を、米山氏は“老年歯周病学の夜明け”と題して超高齢社会における歯周治療の重要性を講じた。

 

日歯会長予備選挙3氏が立候補 開票は12月24日

日本歯科新聞

http://www.dentalnews.co.jp/news_details/news_details_2015.html#120102

日本歯科医師会会長予備選挙の立候補者が11月27日に締め切られ、元日歯副会長の富野晃(北海道)、現日歯会長の山科透(広島)、元日歯常務理事の堀憲郎(新潟)の3氏が立候補した(届け出順)。選挙は全国641人の選挙人と代議員による郵送投票で、12月24日に開票される。日歯連盟の迂回寄付事件による現職の日歯会長の逮捕で混乱している日歯のかじ取りを誰に委ねるのか、投票人の行動に注目が集まる。

 

デンタルタイムス21online 12月24日開票/日歯会長予備選挙 立候補者は「富野・山科・堀」の3氏

http://dentaltimes21.jp/2015/12/01/12%e6%9c%8824%e6%97%a5%e9%96%8b%e7%a5%a8%ef%bc%8f%e6%97%a5%e6%ad%af%e4%bc%9a%e9%95%b7%e4%ba%88%e5%82%99%e9%81%b8%e6%8c%99%e3%80%80%e7%ab%8b%e5%80%99%e8%a3%9c%e8%80%85%e3%81%af%e3%80%8c%e5%af%8c/

日本歯科医師会会長予備選挙(11月25日公示、12月24日投開票)の立候補届けの受付が11月27日締め切られた。立候補者は前日歯副会長の富野晃氏(68歳・北海道・日大)、現日歯会長の山科透氏(68歳・広島県・大歯)、前日歯常務理事の堀憲郎氏(63歳・新潟県・日歯)の3氏(届出順)。投票は各都道府県で決まった503名の選挙人と138名の日歯代議員、計641名の選挙人によって行われる。12月24日の開票の結果、最高得票者が有効投票数の過半数に満たない場合は上位2名による決選投票となる。その場合、平成28年1月5日に再投票用紙を発送、12日に開票が行われる。なお、3候補者による立会演説会は現時点で、▽TKPガーデンシティ名古屋新幹線口(126日/東海信越地区歯科医師会が主催)、▽歯科医師会館(12月9日/関東地区歯科医師会と東京都歯科医師会の共催)、▽神奈川県歯科医師会館(12月10日/神奈川県歯科医師会主催)、以上の3ヶ所で予定されている。

【3候補の推薦者名(敬称略)】

富野晃候補:藤井孝人、佐藤明理、坂本郁、河原英雄、河津寛、武田清直、小嶋太郎、山田屋孝太郎、山本眞紫、市川和博、久保田賢、後藤衛、百海均、田辺隆、鳥谷部純行、川原敏幸、金山洋一、金森敏和、馬場宏治、髙木伸治

山科透候補:渡邉正臣、柴田勝、浅野正樹、寺尾隆治、小枝義典、中田裕之、竹内千惠、細谷仁憲、西脇孝彦、髙橋哲夫、荒川信介、守山巖、小島隆、山﨑建次、三反田孝、石田栄作、森本進、上川克己、川原正照、神原和暢

堀憲郎候補:山口勝弘、佐藤保、金子振、斎藤英生、井出公一、春日司郎、柳川忠廣、田所泰、蓮池芳浩、中谷讓二、川野敏樹、酒井昭則、樋口壽一郎、小山茂幸、長谷宏一、長尾博通、浦田健二、五十嵐治、片山修、松﨑正樹

山科候補「生活を支える医療」から「健康を作り出す歯科医療」への転換など6つの約束を発表

デンタルタイムス21online

http://dentaltimes21.jp/2015/12/01/%e5%b1%b1%e7%a7%91%e5%80%99%e8%a3%9c-%e3%80%8c%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%82%92%e6%94%af%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8c%bb%e7%99%82%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%8c%e5%81%a5%e5%ba%b7%e3%82%92%e4%bd%9c%e3%82%8a/

日歯会長予備選挙に立候補した山科透氏は11月27日、アルカディア市ヶ谷で記者会見を行い、①国民に信頼される歯科界の再生、②公益法人としての意識改革、③改定率より受診率の向上を目指して、④健康寿命の延伸に向けた新たな評価目標の設定(「生活を支える医療」から「健康を作り出す歯科医療」への転換)、⑤学術活動による歯科医師の資質向上、⑥行政や政界とのパイプを生かした政策実現、以上6項目の「山科透の約束」を発表した。

山科氏は約束の③および④について「〝生活を支える医療〟という漠然とした話ではなく、〝健康を作り出す歯科医療〟への転換が必要である。重要なのは8020財団が蓄積したデータを政策に反映することにある」と強調、その上で「地域包括ケアの仕組みづくりが進む中で、求められているのは社会保険と地域保健のベストミックスである。歯科が在宅のしっかりした受け皿を作れば、必ず財源はついてくるし、今までこのような話をした会長はいない。基金においても日歯がしっかりしていないから都道府県が動けない」「健康寿命の延伸とは、生活習慣病との関わり、即ち食事との関わりである」「生活習慣病予防は歯の喪失予防であり、そのために各ライフステージに合わせた予防・健診の充実が求められる。こうした概念を国民に植え付けることが重要になる」との考えを述べた。
また、①の国民に信頼される歯科界の再生については「今回の事件を検証・総括し、日歯においても会務全般について、外部有識者を主軸とした検証委員会を設置し、現在、既に委員会の中で検証作業に入っている。政策に基づいた公益社団としてのガバナンスを守る」と説明・報告した。なお、推薦者として出席した東京医科歯科大学歯科同窓会の浅野正樹会長は、同窓会の総意として山科氏を支援することを明らかにした。

次期・参議院比例代表選挙では職域代表候補は擁立せず―日本歯科医師連盟

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8775

 

日本歯科医師連盟の第127回臨時評議員会が11月27日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され、第1号議案「次期参議院比例代表選挙に係わる件」、第2号議案「現執行部の信任を求める件」の2議案が諮られた。

質疑では、橋本正一評議員(茨城県)より、選挙を見送れば職域代表が一人になってしまうことなどへの懸念が示されたが高橋会長は、「その分、各地で歯科に理解のある議員の支援に努めて欲しい」と述べた。投票の結果は75票のうち賛成64票、反対11票で組織代表を擁立する選挙は行わないことが決まった。

第2号議案では現執行部を支持する意見が挙る一方で、「動議が出されたわけではないのに信任を諮るのはおかしい」などの意見も挙ったが、「信任を諮るのは執行部役員ではなく、7月以降の執行方針に対して可否を問うものとご理解いただきたい」とし、投票の結果は75票のうち賛成45票、反対28票、無効票2票で現執行部が引き続き会務にあたることが決まった。

日本歯科医師会マイナンバー勉強会(平成27年11月26日開催)

日本歯科医師会 http://www.jda.or.jp/member/d002137

○日程
日 時:平成27年11月26日(木) 13時45分~16時00分
場 所:日本歯科医師会館 1階大会議室

○講演資料
(1)「マイナンバー制度の導入に向けて」(社会保障分野を中心に)~事業主の皆様へ~
青木 穂高(厚生労働省政策統括官付情報政策担当参事官室室長補佐)

(2)「歯科診療所とマイナンバー」
水町 雅子(弁護士・元内閣官房社会保障改革担当室参事官補佐)

※当日の水町弁護士講演の模様に限り、12月中旬にメンバーズルームにて動画配信を予定しております。

>>>メンバーズルームの閲覧には、配布されたIDとパスワードが必要です。

臨時評議員会で次期参院選の比例代表選挙および現執行部の出処進退を討議―日本歯科医師連盟

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8767

日本歯科医師連盟の定例記者会見が11月20日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。あいさつに立った高橋英登会長は、11月27日に開催する第127回臨時評議員会に、「次期参議院比例代表選挙に係わる件」および「現執行部の信任を求める件」の2議案を提出することを理事会決定し、現執行部の出処進退を評議員会に諮ることとしたうえで、「改革の道筋をつけるまでは頑張るというのが理事者の一致した考え」と述べた。質疑では、次期参議院比例代表選挙の実施について、「今の段階で選挙を行うことは厳しいと考えている。選挙活動にあたって慎重な対応が求められており非常にリスクが高いため、白紙撤回に関する審議を求めることとした」と考えを示した。

>>続きはリンク先よりどうぞ  新たな一歩という感じでしょうか

包括ケアの基礎資料に、市区町村別データ集〜日医総研のグループが作成

Yahoo! ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000001-cbn-soci

日本医師会総合政策研究機構(日医総研)の高橋泰・客員研究員(国際医療福祉大大学院教授)らのグループは、人口動態や医療・介護施設の現状などが市区町村ごとに把握できるデータ集を作成し、日医総研のホームページ上で公開している。これまで同グループが二次医療圏ごとにまとめていたデータを、地域包括ケアシステム用に作り替えたもので、高橋氏は「地域包括ケアシステムを考える上での基礎資料になる。ぜひ活用してほしい」としている。

データ集では、▽要介護者と高齢者の現状▽病床数(一般、回復期リハビリ、地域包括ケアなど)▽病院と診療所の医師数▽医療費と後発医薬品の使用割合(数量ベース)、介護給付費▽介護サービス従事者数―など、人口当たりの医療資源量における全国での位置付けが4つの色で分かるようになっている。

また、人口動態に基づく医療・介護のニーズと、施設や職員の数といった供給の2つの視点から、それぞれの市町村の相対的な位置付けを知るため、各市町村の状況についてコメントした「サマリー」も掲載されている。

高橋氏は「自分の所属する町の全国での位置付けが分かる。特に、地域包括ケアシステムに携わる市町村の関係者に見てほしい」と話している。

 

日医総研 ワーキングペーパーNo.353

地域の医療介護提供体制の現状市区町村別データ集(地域包括ケア関連)2015 年度)

http://www.jmari.med.or.jp/research/research/wr_588.html

かかりつけの歯科医に関する調査結果 報告書(2015年10月)

日本歯科医師会メンバーズルーム  http://www.jda.or.jp/member/d002132

「歯科診療所の機能」および 「かかりつけの歯科医に関する意識」調査 報告書
http://www.jda.or.jp/member/upd/file/20151117kikouhoukokusyoshinryoujo.pdf
国民に対する 「かかりつけの歯科医」に関する調査報告書
http://www.jda.or.jp/member/upd/file/20151117kikouhoukokusyokokumin.pdf
が掲載されました。

>>>閲覧には日本歯科医師会より通知されたID,パスワードが必要です。

中医協総会で「医科・歯科連携による栄養管理について」議題に意見交換

医療経済出版

http://www.ikeipress.jp/archives/8731

中央社会保険医療協議会の第310回総会が11月4日、厚生労働省で開催された。議題「医科・歯科連携による栄養管理について」の中で、日本医師会の松本純一委員より、「歯科のない病院では、簡単な口腔清掃等については医師の指示により歯科衛生士を活用できないか」、同じく日本医師会の中川俊男委員より、「今回の栄養サポートチームに歯科医師が参画することを評価するという提案は、歯科のない病院も該当するのか」との意見が出た。

これに対し日本歯科医師会常務理事の遠藤秀樹委員は、「歯科衛生士の活用については、常に歯科医師に帯同して活動しているわけではなく、歯科医師が患者の口腔内の状況について診査診断に基づき指示を出せば、ある程度自立した活動が可能である。ぜひ、歯科医師・歯科衛生士を連携医療の中で活用していただきたい」と意見を述べた。

>>続きはリンク先よりどうぞ  医師に、口腔内清掃について、何の指示ができるのでしょうか?