金歯回収 子供を支援 橿原の歯科医

YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20130204-OYT8T00024.htm

◆金属類売却 施設に寄付

 不要になった歯の治療用の金属類を処分して、収益を県内の児童養護施設や乳児院などに寄付する取り組みが歯科医を中心に広がっている。「子供たちのために、使い終えた金歯や入れ歯をプレゼントしてくれませんか」。歯医者さんたちは、患者さんたちに協力を呼びかけている。(白石佳奈)

活動するのは「さわやか歯科」(橿原市)の北村義久さん(50)や、「リリーデンタルクリニック」(同)の打谷美香さん(48)ら。

北村さんらは、ボランティアで行っている歯科検診で児童養護施設を訪ねるうち、これらの施設が子供たちの進学・就職の資金や、絵本や家電製品などの購入費の工面に苦労していることを知った。「歯科医が無理なく続けられる支援がしたい」と、歯の詰め物や入れ歯に着目。2009年から仕組みを考え始め、橿原市の5医院で11年12月にスタートした。

詰め物や入れ歯に使われている金や銀、パラジウムなどは、治療後に患者が要らなくなると、業者が回収してリサイクルする。メンバーは、患者からこれらを譲り受けている。

業者は、金属の処理代金を割安に設定して協力する。寄付を受けた施設は歯科医に感謝状を贈り、患者の理解が得られやすくなるよう、それぞれ工夫している。

11年12月~12年12月は約255万円が集まったといい、生駒市や宇陀市にあり、計約170人が生活する5施設に贈る。現在は17医院が参加しており、歯科医のほか、賛同した歯ブラシメーカーが歯ブラシを寄付するなど、活動は広がりを見せている。

北村さんは「歯科医も患者さんも無理なく続けられ、施設が置かれている現状に目を向けてもらう機会になる活動。今後は全国の歯科医にも呼びかけて、活動を広めていきたい」と話している。寄付や参加の問い合わせは、リリーデンタルクリニック(0744・21・6577)。

2013年2月4日  読売新聞)
>>>これって、トゥースフェアリー?

サンスターが20回目となる歯の啓発イベント「ファミリーミュージカル」を今年も開催

http://www.ikeipress.jp/archives/5705

医療経済出版

サンスター株式会社は、毎年開催している子どもたちに歯の健康と歯みがき習慣の大切さを訴える啓発イベント「サンスターファミリーミュージカル」を本年度も開催することを発表した。同イベントは今年で20回目を迎え、前回までの参加者は延べ29万人を越える。
今回の開催予定は1月23日の香川県・アルファあなぶきホールを皮切りに全国で10箇所。歯の大切さを学ぶ第一部と、歌やゲームで楽しめる第二部で構成されるミュージカルで、会場内のロビー等には歯科医師会の会員による無料歯科相談や写真撮影のコーナーも設けられる予定となっている。

>>>20回目なのですね。歴史を感じますね。

広島ドラ5美間、かむ力ダントツ2倍

広島の新人7選手が16日、広島市内の広島口腔(こうくう)保健センターで歯科健診を受けた。

虫歯の有無や、エックス線撮影を行った。かむ力を計る咬合(こうごう)力の測定では、ドラフト5位の美間優槻内野手(18=鳴門渦潮)が、断トツの約1300ニュートンを記録。10代男性の平均値の2倍以上で、ここ8年間の新入団選手の中でも最高の数値となった。「小さいころから歯は悪くて、虫歯があったんですけど」と意外な結果に驚いていた。

>>恒例の、カープの歯科検診が記事になっていました。頑張れカープ

 

米新興企業、においや風味を認識する「iPhone」用チップを開発

CNET Japan http://japan.cnet.com/news/service/35026540/

ワインの劣化や口臭が気になる「iPhone」ユーザーは、近くのにおいや風味を識別するよう設計されたチップの助けを、近いうちに得られるかもしれない。

Adamant Technologiesの創業者兼最高経営責任者(CEO)のSam Khamis氏がBusiness Insiderに語ったところによると、同社は「においや風味を認識し、デジタル化することができる」iPhone用プロセッサを作り出したという。Khamis氏は、同社製品は極めて洗練されており、人間の平均的な鼻が約400個のセンサを備えているのに対し、においを識別するために約2000個のセンサを搭載しているという。
サンフランシスコの新興企業であり、ベンチャーキャピタリストVinod Khosla氏の支援を受けている同社は、テキサス州オースティンの工場でチップ製造を開始した。今後1~2年でチップ向けのアプリをリリースする予定だ。また、iPhoneに接続してさまざまなアプリを使用するデバイスを製造する計画で、ユーザーが思うほど自分の息がフレッシュではない場合に警告してくれるデバイスも含まれる。
「ハリトーシス、つまり口臭を追跡することは、当社が高い関心を持っていることの1つだ」とKhamis氏は語り、こうしたアプリはユーザーに対して口臭を知らせ、その原因を特定してくれると付け加えた。このほか計画中のアプリは、糖尿病患者の血糖値を測定したり、血中アルコール濃度を測定したりするという。

>>>スマホ恐るべし。

痛くない歯科医のサービス革新

日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK11032_R11C12A2000000/

痛くない歯科医のサービス革新

先日、3カ月通った歯科医を晴れて「卒業」しました。ある日突然に奥歯が欠け、あわてて駆け込んだ歯科医ですが、歯磨きを怠っていたツケがいろんな箇所に発覚し、長期間の通院を余儀なくされたのです。

実は、今回通った歯科医では、いろいろなところでこれまでにない驚きを体験しました。

まず最先端のシステムを取り入れていたところ。レントゲンやカメラで撮影した治療箇所の記録のほか治療履歴などはすべてデジタル化されており、主治医の手元のモニターに簡単に呼び出せます。歯科衛生士との情報共有もシステム化されており、なぜ治療が必要か、どこを治療するかについて、ほぼ毎回このモニターを使ってわかりやすく説明してくれました。

以前かかっていた歯科医は、治療の腕がよいと紹介されたのですが、カルテの管理は手作業で、患者への説明はほとんどなし。治療の技量は素人には判断がつかず、治療以外のところに不満が募っていたのです。

最も大きかった驚きは、治療に対する恐怖感を克服できたことです。これまでは、歯を削るドリルによる神経に響く痛みが思い出され、回転音が聞こえただけで身をこわばらせていました。しかし今回は麻酔で治療中の痛みを抑える方針を採っていたため、麻酔の針が刺さる瞬間さえ我慢すれば、治療中は痛い思いをせずに済みました。ドリルが口の中に入っても体の力を抜いていられる自分に気が付いたほどです。

筆者が苦手とする歯磨きも丁寧にアドバイスしてくれたので、治療期間中の歯磨きに前向きになれました。それまでかかった歯科医では、歯を磨かかなかった日々について厳しく指摘されることが多く、歯を磨かなくなる→歯医者に行きたくなくなるという悪循環になっていました。

ふと気付くと歯医者は「いつ痛い思いをするかわからない怖いところ」から「口腔内の問題点を治してくれる快適な空間」に変わっていました。高い満足感を得られたため、通院中は家族や職場のメンバーにその歯科医について何度も吹聴した記憶があります。

よく似た話をショッピングサイトに関わる本で読んだことがありました。「(略)・・・驚きの体験を生み出し、顧客の記憶にとても長く残り、友人や家族への口コミにつながるのです」――。

靴を中心としたアパレル販売サイト、米ザッポス・ドット・コムのトニー・シェイCEO(最高経営責任者)は、著書「Delivering Happiness(ザッポス伝説)」(ダイヤモンド社刊)でこう述べています。同社は2009年に米アマゾン・ドット・コムに12億ドルを超える金額で買収されました。カスタマーサービスは全社員の仕事と考え、マニュアルを持たず最長6時間でも対応するコールセンターなどで顧客一人一人と生涯続く関係を築こうとしています。

サービス品質の向上は、ユーザーからのロイヤルティーに結びつきます。「誰でも開業できる」といわれて久しいショッピングサイトは、長年過当競争が続いています。筆者も、ほんの少しの成功例といくつもの失敗例を見てきましたが、事業を続けるには顧客からの信頼を勝ち得なくてはなりません。

最近、筆者も新興のショッピングサイトでこんな経験をしました。このサイトはこれまで物流が弱点となっており、注文した商品が届くまでに時間がかかっていました。ところが先日は、金曜の夜に注文した商品が日曜日に自宅に届いたのです。期待していなかった分驚きが大きく、サービスレベルが飛躍的に高まったことで、そのサイトへのロイヤルティーも上がりました。

戻って歯科医業界を調べてみると、全国で歯科医院の数は約6万8000施設あり、4万強とされる全国のコンビニエンスストアを大きく上回る規模とのこと。ショッピングサイト同様、過当競争が続いている業界でした。

こうなると、基本的な治療の腕は大前提ですが、その先には患者の信頼を勝ち得、口コミで推薦してくれるほどの「驚きの体験」が必要になってきます。そして筆者は今回、治療の過程でいくつもの驚きを体験しました。

筆者はこれまで職場の近くや自宅の近くなど、いくつかの歯科医を渡り歩いて来ました。次は3カ月後に検診の連絡があるとのことですが、またここで口腔チェックを受けたいと考えるようになっています。

>>丁寧なインフォームドコンセントが必要ですね。

極楽浄土願い?人間の歯4200本発掘 松本の牛伏寺で

信州ライブオン

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_230816

 

松本市内田の牛伏寺(ごふくじ)にあったとされる納骨施設「骨堂」の跡地で、人間の歯4200本余など大量の遺物が発掘された。多くは江戸時代のものとみられ、自然に抜けた歯を納めた可能性がある。同寺や専門家によると、寺で関連の文献は見つかっていないが、県内で同様の風習は確認されておらず、珍しい。

発掘は寺誌の編さん事業の一環。歯を調査した松本歯科大(塩尻市)が1日夜、同寺で編さんに携わる人らに概要を報告した。同大側は、前歯や奥歯などが満遍なくあり、木や石で作られたとみられる入れ歯もあったと解説。すり減り具合などから「若い世代の歯の可能性は低く、生前、自然に抜けた歯を納めた可能性が高い」としている。

江戸や明治の寺を描いた図に現存していない「骨堂」と書かれた場所があり、ことし5月に調べたところ、大量の歯を発見。他に江戸期の貨幣や牛の置物も出土した。

調査に当たり、この日の報告会に出席した県立歴史館(千曲市)の原明芳考古資料課長(56)によると、歯を納める風習は山形県庄内地方にあった。今回、仙台藩で使われていたとみられる貨幣が見つかった点も含め、原課長は「極楽を願い、遠くから歯を納めに来ていた可能性もある」と推測している。

牛伏寺は、厄よけ祈願の寺として親しまれている。副住職の大谷宥秀(ゆうしゅう)さん(35)は「寺のまだ知られていない面が少しずつ見えてくればいい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞)

秀才だけが医師に向いているのか! 医学部志願者に門戸を広げるドイツの試み

WEB RONZA

http://webronza.asahi.com/global/2012102600003.html

中略

ところで、ドイツでは医師を目指す志願者を対象としたテストTMS(Test f?・r Medizinische Studieng?・nge)があるのをご存知だろうか。医学部に入学を希望しているが、成績がそこまで届かない、しかし医者としての適性が非常に高い人々を入学させるための試験である。このTMSで好成績を収めると、大学進学の要となる入学資格試験成績に加算され、学業優秀者でなくても医学部合格への道が開けるのだ。

■ドイツの大学受験

ドイツでは日本のような大学入学試験はない。ギムナジウム(日本の中高一貫教育)の卒業試験アビトゥアに合格(最高点1.0から4.0まで)すれば、大学入学資格を得たことになる。大学進学希望者は、ギムナジウムの最後の2年間か3年間(学校や州により異なる)の成績とアビトゥアの成績を一括した書類を願書として直接大学へ提出し、合否の結果を待つ。

ただし、医学部、歯学部、薬学部、獣医学部志願者は、大学ではなく、まずドルトムンドに本拠を構える中央学籍配分機関Stiftung f?・r Hochschulzulassung(SfH)へ願書を提出する。SfHは、各大学医学部入学者の一次選考を行う。この選考では、まずアビトゥア成績最優秀者と待機志願者だけを対象とした審査を行い、合格者を決定する(医学部合格者総数の4割)。その後、残り6割の進学者は、各大学の二次選考で合格者を選出する。第二次で不合格の場合、合格するまで待機するか、学部変更をして勉学するなどその対応も各人各様だ。これが一般の医学部受験だが、TMSは、こうした通常の受験では少々学力が足りない学生に、医学部入学の門戸を開くために設立された制度だ。中略-テスト内容は、医学・自然科学の基礎的理解、パターン認知力、図表読解力、空間把握力、記憶力、視感覚、集中力など。テストは正味5時間ほど。中略-入試の判定において、受験者のTMS成果をどう扱うかは大学に一任されている。 TMSの得点を重視する大学もあれば、参考にしない大学もある。

■医師に向いているのは学業優秀者だけとは限らない

現在、14大学の医学部、7大学の歯学部でTMSテストの結果を配慮し、入学選考を行っている。この選考の際に、TMSで加算された成績が効力を発する。中略-ちなみに、マインツ大学医学部昨年の合格者内訳は、アビトゥア成績のみの志願者51%、TMS成績を加算した志願者49%という。中略-

ハイデルベルク大学の医・歯学部学生部のユタ・ベッヒャー氏は「アビトゥア最高点1.0保持者が必ずしも将来優秀な医師になる保証はどこにもないし、医師に向いているとは限らない」と、説明する。逆に、成績はそれほどでなくても、熱意があればいい医者になる可能性は高い。TMSは、性別に関係なく優秀な医師を教育することを目的とし、医学部の門戸を広げる寛大な評価法である。

■優秀な人材育成には寛大さも必要

フライブルク大学歯学部で勉学中のA君によれば、「友達のB君は、アビトゥア1.8でTMSを受けた。でも結果が思わしくなく、医学部への進学はいまだ出来ずにいる。同じくアビトゥア1.8の女友達Cさんは、TMS得点が高かったことが幸いし、念願のハイデルベルク大学医学部にストレートで合格した」という。

ちなみにA君はTMSを受けなかったそうだ。「僕のアビトウアは1.4。医学を希望する学生の成績はそのほとんどが1.0から1.2だったので、合格はかなり難しいと思った。第一志望のフライブルク大学歯学部合格枠はわずか40名(2009年)で最難関だった。SfHの選考では不合格だったが、運よくフライブルク大学の選考で合格した。ギムナジウム在学中に物理や数学などの全国競技会に参加して好成績を収めたこと、生徒会役員や余暇時間でのボランティア活動がプラスになったのだと思う」と語る。

フライブルク大学学生部イルムガード・ストライト-ライン-ボーム氏は、「自主的な社会福祉活動や数学・物理など競技会入賞、看護士や介護士の資格保有なども配慮して合否を選考する」と語る。A君もその対象となったのだろう。

アレンスバッハ世論調査研究所が行った2011年意識調査によれば、ドイツで一番人望を集めている職業は医師だという。医学部は毎年人気の高い学部でもある。従って、どうしても成績優秀な秀才ばかりが集まりがちだ。しかし、TMSという寛大な評価法により、医師として必要な、成績意外の素養を汲みとるシステムは、日本も学ぶべきところがあるのではないだろうか。

>>>この考え方、興味深いですね。確かに試験に強いだけでは、名医にはなれないかもしれせん。

進化する「お薬手帳」 スマホ版や防災用も登場 健康管理に積極活用を

47news

進化する「お薬手帳」 スマホ版や防災用も登場 健康管理に積極活用を
http://www.47news.jp/feature/medical/2012/10/post-768.html

 

 

医療機関から処方された薬の名称や服用履歴などを記録する「お薬手帳」が進化している。調剤薬局で受け取ることができ、A6判サイズが多いが、スマートフォン(多機能携帯電話)で服用管理ができる電子版をはじめ、災害時に心強い防災型や子どもの健康づくりに狙いを絞ったものも登場した。大切なのは複数持たず一つに絞ること。使い方次第で普段も災害時も健康管理に役立つ強力なツールになる。

▽常時携帯
お薬手帳はもともと、高齢者への処方薬の重複や有害な組み合わせなどを避ける目的で使われていた。しかし国が今年4月、全年齢層に普及を進める内容に診療報酬を改定したため、薬局は手帳の配布に従来より熱心に取り組むようになった。
調剤薬局大手アインファーマシーズ (本社札幌市)は、お薬手帳のスマホ用アプリ(応用ソフト)をNTTドコモと共同開発。7月から全国約500の薬局で患者に提供している。
専用アプリをスマホでダウンロード後、調剤明細書に印刷されたQRコードを読み込むと、薬の情報が保存される。飲み忘れ防止アラームやインターネットでの薬の情報検索、1台で家族全員の薬が管理できるなど、スマホらしい機能もある。
ただ、この電子版単独では薬局にとって診療報酬上の収入にならないため、同社は紙の手帳とセットで発行。「常に持ち歩くスマホの携帯性を生かし、紙と同じ情報がいつでも見られる付帯サービス」(月岡良太・学術課長)との位置付けだ。10月上旬現在のダウンロード数は約3700。アプリはアンドロイド向けが先行したが、iPhone(アイフォーン)向けも近く公開予定だ。
▽震災で注目
国がお薬手帳の普及強化を進めたきっかけの一つは東日本大震災。被災地の避難所などでも、手帳を持っていた人は比較的スムーズに診療を受けられたことが明らかになり、正確な情報を手軽に確認、共有できる手段として注目を浴びた。
静岡県薬剤師会 などは今年3月「防災型お薬手帳」を作製。巻末に防災情報や避難の心得などを載せた。表紙は防水仕様とし、発光印刷で停電時も見つけやすくするなど震災の教訓を生かした。
県のモデル事業で作った10万冊はすぐになくなり同薬剤師会で25万冊増刷したが、既に大半が売れた。個人向けの販売はしないが、県外でも薬局や医療機関には100冊単位で販売するという。
▽情報を1冊に 薬の記録を一歩進めて、子どもの健康づくりに活用できる手帳をと、子ども用の「けんこうキッズ」を企画制作したのが、平井康之九州大准教授が代表を務める研究グループ「こども×くすり×デザイン実行委員会」。
氏名、住所、生年月日、血液型、アレルギーや副作用の経験、かかった病気の記録など、通常のお薬手帳にもある基本情報記入欄に加え「平熱は?」「排便は?」「睡眠は?」など、普段の健康観察ポイントや変化の見つけ方なども盛り込んでいる。調査研究段階から手帳づくりに協力した福岡市のNPO法人「こどもとくすり」 (中村守男代表)を通じ薬局や病院に販売。発売から2年余りで4万冊が売れた。
これらユニークな手帳が手に入らなくても、自分で必要な情報を書き込むことでお薬手帳の利用価値は高まる。処方薬だけでなく、自分で買った市販薬やサプリメント、薬に関して知りたいことをメモするのもお勧め。飲み合わせの確実なチェックのために情報は1冊にまとめ、できるだけ常時持ち歩きたい。(共同通信 吉本明美)

日本アンチエイジング歯科学会が「アンチエイジング弁当」を考案

医療経済出版       http://www.ikeipress.jp/archives/5074

 

日本アンチエイジング歯科学会が「アンチエイジング弁当」を考案

日本アンチエイジング歯科学会(松尾通会長)は10月21日、アートヴィレッジ大崎セントラルタワー(東京都品川区)で「アンチエイジングフードショー〜歯科からの提言」を開催し、約200名の歯科関係者が参加した。
講演では、服部幸應氏(服部学園理事長)、東海大学医学部の久保明教授、東京海洋大学大学院の矢澤一良教授など多彩な顔ぶれが様々な視点から食に関する提言を行った。また、当日は同学会考案によるアンチエイジング弁当が登場。素材、咀嚼、消化、抗酸化、抗糖化に配慮した14品目からなり、注目を集めた。

パートタイマーの募集時時給、歯科衛生士は東日本1,230円、西日本1,277円、アイデムが平成24年7月の集計結果を発表

医療経済出版  http://www.ikeipress.jp/archives/5031 

総合人材情報サービスを行う(株)アイデムは、同社の新聞折込求人紙『しごと情報アイデム』紙面から、平成24年7月のパートタイマー募集時の平均時給を集計して公表した。
集計の結果によると、全体の平均値は東日本エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、静岡)で960円(29円減)、西日本エリア(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀、福岡)で927円(24円増)。職種別の集計も公表されており、東日本エリアでは歯科衛生士1,230円、歯科助手906円、西日本エリアでは歯科衛生士1,277円、歯科助手843円となっている。専門・技術職でもっとも高いのは薬剤師で、東日本では2,145円、西日本では1,924円となっている。