大災害に備え増員 警察嘱託歯科医75人に

大分合同新聞社 http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_13805194958.html

身元不明遺体を歯牙鑑定し、身元を特定する「県警察嘱託歯科医」の委嘱式が28日、大分市内のホテルであった。将来の大規模災害発生に備えて52人増員し、75人体制となった。
約60人が出席。大沢裕之県警本部長が代表者に委嘱状を手渡し、「東日本大震災で身元特定が困難を極めた。歯牙鑑定の重要性や歯科医の体制強化が叫ばれており、県警として心強い」と訓示を述べた。10年間務めた杵築市の広岡修一さん(58)の永年表彰もあった。
(続きはこちらから)

 

災害救援者のPTSD

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=84804

Yomidr

日本ストレス学会誌の「ストレス科学」最新号には、東日本大震災の被災地に派遣された医療従事者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)症状と、その予測因子についての調査研究が、北海道医療大学の松岡紘史先生らにより、報告されていました。

>>続きはリンク先よりどうぞ  支援者もPTSDのリスクにさらされているのですね

地域医療、在宅で支える 気仙沼の開業医、薬剤師ら協力

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130917t15019.htm

Kahoku.co.jp

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市内で、開業医らが在宅診療に力を入れている。組織や法人の垣根を越えたヒューマンネットワークを基に「気仙沼ワーキンググループ(WG)」をつくり、地域ぐるみで在宅患者を支える活動を展開する。津波で自家用車が流されるなど通院の手段を奪われた患者の負担を軽減させることで、地域医療再建のモデルを構築しようとしている。(気仙沼総局・村上穣司)

<効率追い求めず>
「夫が入れ歯を付けたまま寝たがるんですが、危なくないですか」
「だんなさんの場合、清潔な入れ歯を付けて寝た方が良いですね」
気仙沼市内の患者(83)宅に8月下旬、菅原歯科医院の副院長菅原恭さん(35)が入れ歯の手入れのため訪れた。
患者の男性は、日常生活の全面的な介助が必要な要介護5。震災後に急に体調を崩し、妻(81)は「介護タクシーを使っても、費用面の問題がある。歯科医さんが自宅に来てくれるのは大変ありがたい」と感謝する。
震災後に在宅診療を始めた菅原さんは「車が流されたほか、体調を崩して通院できない高齢者が増えていると感じた。自分を必要とする人がいるから足を運ぶ。効率だけを求めたら続かない」と強調する。

<月1回情報交換>
気仙沼WGは市内の開業医や歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネジャーら約30人が集まり、2012年8月に発足した。自発的に集まったメンバーは、毎月1回の勉強会を開いて情報交換を密にする。
メンバーの中心となるのは村岡外科クリニックの院長村岡正朗さん(52)で、自身は10年以上前から在宅診療に取り組んできた。
医院が被災したことから震災後は、災害派遣の医師らで結成された「気仙沼巡回療養支援隊」の活動に加わり、在宅診療に重点を置いた活動を展開した。
道路や鉄道が寸断され、患者が通院できない状況が続いた。「支援隊の活動のおかげで、自宅で患者を診ることへの家族の不安が薄らいだようだ」と村岡さん。「在宅診療のニーズが大きいことも分かり、市内で新たな仕組みづくりが必要だと気付いた」とも話す。
村岡さんは現在、再建したクリニックの昼休みを活用し、震災前の3倍以上に当たる70人の在宅患者を診察する。

<原点に戻り貢献>
WGには、南郷調剤薬局経営の薬剤師武田雄高さん(38)も参加する。「震災により、経営意識も変わった。薬剤師を目指したころの原点に返り、地域の健康づくりに貢献したい」と言う。
武田さんは、市内の患者宅と契約し、自分で調剤した薬を届けるほかに、別の医療機関で処方された薬を管理する業務も請け負う。「窓口ではせいぜい数分の対応になるが、訪問した場合は、家族を含めてじっくり話しを聞くことができる」と、薬剤師が訪問することの利点を強調する。
震災を機に在宅診療の需要をくみ取って活動を始めたWGの取り組みは、被災地から発信する「在宅診療モデル」として注目を集める

>>「原点に戻る」。この言葉にすべて集約されているのだと思います。震災の爪あとが未だに残っており、体調を崩して通院できない高齢者が増えている現状の中、自分を必要とする人がいるから足を運ぶという信念に感動しました。私も力になれることがあったら、力になっていきたいと思います。

希望新聞:東日本大震災 絵を贈ってお友だち応援 子どもたちの交流が画集に

毎日jp http://mainichi.jp/feature/news/20130913ddm013040038000c.html

 東日本大震災の被災地と全国の子どもたちを絵でつなぐ運動を、全国小児歯科開業医会が続けている。2011年に「被災地のお友だちを絵で励まそう」と始まった活動は画集にまとまり、このほど第2集が出版された。呼びかけた同会の丸山進一郎副会長は「形に残ることで、一生の思い出の一つになれば」と話している。(続きはこちらから)

>>>復興はただお金を配っているだけではなかなか進まない。いろいろな形でアプローチしなければなりません。

身元特定に歯型情報有効身元特定に歯型情報有効

YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20130914-OYT8T01158.htm

県警、医師会など協議会で連携確認
 大規模災害による多数の身元不明遺体の確認作業に備えた県警と三師会(県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会)の協議会が14日、岐阜市の県医師会館で開かれた。
 協議会は1985年の日航機墜落事故をきっかけに設けられ、今回は約300人が参加した。歯型からの身元特定に詳しい東北大の青木孝文副学長が講師を務めた。東日本大震災が起きたとき、青木副学長が中心となってカルテや口腔(こうくう)内写真などの歯科情報をデータベース化して検索するシステムをつくり、宮城県警などが活用したケースを紹介した。(続きはこちらから)

>>>災害時や身元不明時以外にもこのデータなにかに使えるのでは。

日本赤十字社、口腔ケアなど、東日本大震災被災者と支援を継続

歯科ニュース http://www.ha-ppy-news.net/topics/118300.html

日本赤十字社は、災害発生から2年半が経過し、口腔ケアをはじめ、仮設住宅でのこころのケアや孤立化の予防、放射線の影響による健康管理など、進行中の東日本大震災被災者支援事業を
報告した。

日本赤十字社発表の支援内容は、県別に以下のようになっている。

>>>続きはリンクよりどうぞ

災害時、医師がチーム指揮 広がるコーディネーター

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO59310310V00C13A9NNSP01/

東日本大震災から11日で2年半。大震災などを教訓に、災害発生時に医師が地域の医療活動を取り仕切る「災害医療コーディネーター」の設置が全国の自治体で広がっている。大規模災害時に地域の患者情報を一元的に集めながら、被災地外から訪れる医療チームを指揮する「司令塔」の必要性が深く認識されたのがきっかけだ。コーディネーターは平時も訓練に取り組み、災害発生時に円滑に動ける体制作りを急ぐ。

>>>続きはリンクよりどうぞ

竜巻、ガラス付近避け無事…住民とっさの判断

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130904-OYT1T00004.htm

Yomiuri.co.jp

埼玉、千葉で2日、64人が重軽傷を負った竜巻で、被害現場ではとっさの判断で窓から離れたり、建物内に入ったりして身を守った住民が目立った。 埼玉県越谷市の市消防本部によると、負傷者のうち、最も多かったのは割れたガラスでけがをした人という。

>>続きはリンク先よりどうぞ  竜巻の時には、ガラスがある付近からは遠ざかることが重要みたいです。

診療報酬震災特例措置を半年延長 厚労省

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130904/trd13090421150010-n1.htm

Sankei.jp

厚生労働省は4日、東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島県などの医療機関に支払われる診療報酬の特例措置について、期限を来年3月末まで6カ月延長することを決めた。厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)が同日、承認した。

 特例措置では定数を上回る入院患者を受け入れても診療報酬の減額措置の対象としないことや、仮設の建物での保険診療などを認めている。

>>いまだに震災の爪あとが残る東北地方ですが、当然ですが復旧には時間がかかるかと思います。我々もできる限り力になっていければと思います。

防災の日:各地で訓練 震災の教訓語り継ぐ 「備え」「連携」を確認 命の尊厳守るため

毎日jp. http://mainichi.jp/area/news/20130902ddp041040006000c.html

 過去の大地震をどう語り継ぐか−−。今年の「防災の日」の1日は、日本の災害史上最大級の被害を出した関東大震災から90年の節目となった。「関東」以降も「阪神」「東日本」をはじめ数多くの大地震で尊い命が奪われてきた。南海トラフ巨大地震を想定した訓練が行われた地区もあり、各地の住民らは、古里の歴史から教訓を探り、後世に伝えようと、思いを巡らせながら防災訓練に取り組んだ。(続きはこちらから)

>>>震災を過去の遺物とは思えないご時世。「備えあれば憂いなし」といいます。
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大地震、富士噴火に備え、総合防災訓練 (YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130901-OYT8T01087.htm
県・十日町市 総合防災訓練に3000人(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20130901-OYT8T00676.htm
3・11教訓、9000人訓練 60項目で(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130901-OYT8T00956.htm
防災の日:巨大地震に備え訓練真剣 /長野(毎日jp) http://mainichi.jp/area/nagano/news/20130902ddlk20040016000c.html
防災の日:各地で訓練 震災の教訓語り継ぐ 「備え」「連携」を確認 命の尊厳守るため(毎日jp) http://mainichi.jp/area/news/20130902ddp041040006000c.html
防災の日:関東大震災90年、教訓学び語り継ぐ 大切な命、守るため(毎日jp) http://mainichi.jp/select/news/20130902ddm041040106000c.html
防災の日:歯科医ら訓練初参加…岩手・久慈(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/news/20130902k0000m040043000c.html