後発薬だといくら安い? 高齢者に差額通知

佐賀新聞

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2316539.article.html

 佐賀県後期高齢者医療広域連合は被保険者に対し、先発薬から後発薬(ジェネリック医薬品)に切り替えた場合の自己負担軽減額を通知する。後発薬への変更を促し、医療費を抑制する狙いで、月当たり約800万円の削減効果を見込む。30日の定例議会に約130万円の関連補正予算案を提出する。

県内の全市町が加入する同連合は、75歳以上の高齢者を被保険者とする後期高齢者医療制度を運営。全体の薬代の中で後発薬のシェアは10・4%にとどまる一方、後発薬に代替可能な新薬のシェアは38・2%に上る。

差額通知する薬剤は、がんや精神疾患など告知の問題が生じる薬を除き、生活習慣病や眼科、耳鼻科の用剤など12薬効を予定。1回目の通知書は来年1月に送付、対象者約1万6千人の中から差額の大きい1万人を抽出して送る。

通知者の20%が切り替えた場合、月当たり約800万円の削減効果が生まれる。通知書は、処方されている先発薬の名称と現在の自己負担額、後発薬に切り替えた場合の差額を記載。年2回の送付を予定している。

後発薬は、薬の特許が切れた後に同じ成分で安く販売される薬。国は患者の負担軽減や医療費抑制のために普及を進めている。差額通知は協会けんぽが全国的に実施、国民健康保険でも武雄市と白石町が実施している。

>>>皆さんもジェネリック採用されてますか?

2012年10月27日更新

平成23年度医療費3.1%増、1日当たり医療費3.2%増・受診日数0.1%減

Online Med
http://www.geocities.jp/onlinemedsante/backnumber/1209.html#page26

中医協で厚労省が説明、人口減少でマイナス0.2%
厚生労働省は9月19日の中医協総会に、MEDIASによる平成23年度医療費の動向を報告した。前年度に比べて1.1兆円、3.1%増加して37.8兆円、過去最高となった。1日当たり医療費の伸びは3.2%、一方、受診延べ日数が0.1%減少となった。
1日当たり医療費の伸び率の内訳として、人口減少分がマイナス0.2%、人口の高齢化分が1.5%弱、自然増が2%程度と説明した。

厚生労働省 中央社会保険医療協議会 総会 (第230回) 議事次第http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002jlo3.html

最近の医療費の動向について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002jlo3-att/2r9852000002jlt9.pdf

健康保険組合連合会が「平成23年度高額レセプト上位の概要」を発表、1ヶ月の医療費の最高額は1億1,550万4,940円

 健康保険組合連合会(けんぽれん)は9月13日、「高額医療給付に関する交付金交付事業」に申請された医療費における「平成23年度高額レセプト上位の概要」を発表した。
 1ヶ月の医療費が1,000万円以上のものは、前年度より5件増加し、過去最高の179件。1位は1億1,550万4,940円(疾病は血友病)で初めて1億円を突破した。1,000万円を越えた179件の疾病の内訳は、循環器系疾患64件、血友病48件、先天奇形30件、悪性腫瘍11件、その他26件。金額階級別交付件数の推移を見ると、100万円未満の階級のみ減少しているが、その他の金額階級ではすべて増加しており、なかでも500万円以上の階級が15.68%ともっとも高い伸びを示している。

健康保険組合連合会のホームページ  http://www.kenporen.com/

平成23年度高額レセプト上位の概要 pdf  http://www.ikeipress.jp/archives/4701

>>>一月1億円以上かかることは 1日340万以上・・・・・1時間14万円以上 1分2300円以上・・・・・ってなんですかぁ?? 血友病の治療に使うお薬や治療法はすごいですねぇ。

 

健保組合の赤字、4年連続3000億円超ー4年間の累計赤字は1.6兆円以上に

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000006-cbn-soci

健康保険組合連合会(健保連)は13日の記者会見で、全国1443の健保組合全体の2011年度の赤字額が3489億円に上る見込みだと発表した。4年連続で3000億円超の赤字となり、4年間の累計赤字額は1兆6000億円を超える見通し。健保連では、「この状態が続けば、解散に追い込まれる組合が続出する」と危惧している。

けんぽれん プレスリリース 9/13

社会保障・税一体改革の推進について
http://www.kenporen.com/include/press/2012/2012091303.pdf

平成23年度健保組合決算見込の概要
http://www.kenporen.com/include/press/2012/2012091301.pdf

平成23年度高額レセプト上位の概要を発表
http://www.kenporen.com/include/press/2012/2012091302.pdf

>>>>>良い話ではありませんね。歯科医師国保は大丈夫かな。

窓口負担割合高いほど受診控えー日医が初の調査

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000005-cbn-soci

日本医師会は5日、会員の診療所や病院の外来患者を対象に行った医療費の窓口負担に関するアンケート調査の結果を公表した。それによると、過去1年間に経済的な理由で受診を控えたことのある患者の割合は、負担する医療費の割合に応じて高く、2割負担と3割負担では全体の1割以上を占めた。日医が窓口負担に関する調査を実施するのは今回が初めて。
調査は7月、日医の地域ブロックごとに無作為抽出した会員(開設・管理者)の診療所と病院合わせて839施設を対象に実施。同月の10、11、13日のいずれかの日を医療機関側が選択し、その日の外来患者に調査票に記入してもらう形で行われた。回答があったのは診療所336施設(回答率43.9%)、病院31施設(同41.9%)。調査に協力した患者数は8278人で、内訳は1割負担2788人、2割負担127人、3割負担3902人など。
外来窓口で支払う医療費の負担感については、1割負担では「とても負担」「やや負担」を合わせて38.2%だったのに対し、2割負担は58.3%、3割負担は66.5%で、負担割合に応じて高かった。
また、過去1年間に経済的な理由で受診しなかったことが「ある」と回答した人は、2割負担が10.2%、3割負担が11.5%で、いずれも2ケタ台に達し、「その結果、症状が悪化したことがある」と答えた人は2割負担が7.1%、3割負担が6.5%だった。
「窓口負担の引き上げは慎重に検討を」
一方、将来的に負担が増えた場合の受診回数を聞いたところ、「確実に減らしたい」「多少減らしたい」と回答した人は2割負担と3割負担では半数を占めた。これを受診差し控えの経験の有無で見ると、経験がない人は「減らしたい」との回答が全体の4割程度だったのに対し、経験がある人では約8割に上った。さらに、今後の窓口負担割合の引き上げについては、「反対」が全体の半数近くを占め、「どちらかといえば反対」を合わせて8割以上の患者が反対だった。
この日の定例記者会見で日医の石川広己常任理事は、「受診時定額負担や、実質的な患者負担増につながる混合診療の全面解禁も含め、患者一部負担割合の引き上げは慎重に検討されなければならない」との見解を示した。

日医定例記者会見 9/5
日本医師会「患者窓口負担についてのアンケート調査」結果報告
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20120905_3.pdf

 

日医、厚生労働白書の問題点を指摘ー「社会保障に関する国民意識調査」引用で

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000009-cbn-soci

日本医師会の石川広己常任理事は5日の記者会見で、8月28日に発行された厚生労働白書で引用している「社会保障に関する国民意識調査」の「所得の高い人は、所得の低い人よりも、医療費を多く払って、よりよい医療を受けられる」との考え方が正しいとする国民が半数近くに達しているとの記述について、「公的医療保険の給付の範囲縮小に向けて、調査が恣意的に活用されたものと考えざるを得ない」と述べ、調査手法などに問題点があるとの認識を示した。
厚生労働白書と同じ28日に発表された「社会保障に関する国民意識調査」と白書について、石川常任理事は、▽医療を直接的に質問した項目はほとんどないにもかかわらず、白書は、国民が所得の違いによって医療に格差が生じることを容認しているという結果を強調▽民間会社のネットリサーチに登録したモニタに回答を依頼しており、このサイトの登録者が国民を代表しているか疑問▽先進諸国との比較と日本の経年比較が掲載されているが、その調査と今回の調査は手法が異なる―などの問題点を列挙した。
石川常任理事は、「手法が異なる調査結果を一つのグラフにして比較したり、各国で公的医療保険制度が大きく異なるにもかかわらず表面的かつ第三者的な考察を行うなど、初歩的な課題がある」と指摘。さらに、今年4月に発表された日医総研の「日本の医療に関する意識調査」を引用し、「所得の高い低いによって、受けられる医療の中身が異なるのはやむを得ないという考え方に賛同する国民は1割強にとどまっており、増加傾向は見られない。日本人は、所得によって受けられる医療に格差のない社会を望んでいることは明らかである」と述べた。

日医定例記者会見 9/5 厚生労働省「社会保障に関する国民意識調査」について
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20120905_2.pdf

 

年金制度が改正されました(社会保障・税一体改革関連)

厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/topics/2012/tp0829-01.html

「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律」と「被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」が第180回国会で成立し、平成24年8月22日に公布されました。

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社会保障・税一体改革関連法が成立ー医療給付の範囲見直しにも言及

Yahoo! ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120810-00000005-cbn-soci

社会保障・税一体改革の関連8法は10日の参院本会議で、民主、自民、公明3党の賛成多数で可決・成立した。高齢化の進展により社会保障費の増大が見込まれる中、安定財源を確保するため、消費税率を現在の5%から2014年4月に8%、15年10月に10%へ引き上げるなどの内容。新たな高齢者医療制度など改革の中身は、内閣に設置する「社会保障制度改革国民会議」で審議する。制度面ではこのほか、医療保険給付や介護サービスの範囲の見直しも掲げている。
(中略)
10日に成立したのは、消費税引き上げ法のほか、社会保障制度改革推進法などの法律。
改革推進法によると、医療保険制度の改革では、国民皆保険を維持しつつ、▽財政基盤の安定化▽保険給付の対象範囲の適正化▽国民による保険料負担の公平性確保-を図る。
さらに、健康の維持増進や疾病の予防・早期発見、医療従事者と医療施設の確保・有効活用を進め、国民負担の増大を抑えながら必要な医療を確保できるようにする。

 

NHK NEWS WEB 8月10日 17時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120810/k10014201751000.html

今後の年金制度や高齢者医療などの在り方を、有識者らによる「社会保障制度改革国民会議」を設置して検討するなどとした「社会保障制度改革推進法」が、10日の参議院本会議で、賛成多数で可決・成立しました。
社会保障制度改革推進法」は、少子高齢化が急速に進むなかでの社会保障制度の在り方を検討するため、内閣に「社会保障制度改革国民会議」を設置することを柱としており、委員は総理大臣が有識者などから任命するとしています。
「国民会議」では、今後の公的年金制度について、財政の見通しなどを踏まえ検討するほか、高齢者医療制度についても、必要に応じて検討するとしており、政府は「国民会議」の結論などを踏まえ法律が施行されてから1年以内に必要な法整備を行うことになっています。
このほか、法律の付則には生活保護について、給付水準の適正化や不正受給への厳格な対処など、必要な見直しを早急に行うことも盛り込まれています。
「社会保障制度改革推進法」は、10日の参議院本会議で採決が行われ、賛成多数で可決・成立しました。

疑義解釈資料の送付について(その8)

厚生労働省 平成24年度診療報酬改定について
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/index.html

疑義解釈資料の送付について(その8) 平成24年8月9日
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/dl/zimu2-8.pdf

>>>今回歯科はなし

平成23年社会医療診療行為別調査結果の概況

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa11/index.html

診療行為・調剤行為の状況
歯科診療
診療行為の状況/一般医療と後期医療別にみた診療行為の状況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa11/dl/sika.pdf

>>>>歯科1件当たりの点数は1251.5点で、前年に比べ44.5点、3.4%減少しています。1日当たりの点数は631.4点で、前年に比べ9.0点、1.4%増加しています。

診療行為別にみると、「歯冠修復及び欠損補綴」251.3 点(構成割合39.8%)が最も高く、次いで「処置」104.4 点(16.5%)、「医学管理等」81.8 点(12.9%)の順となっています。
1件当たり日数は1.98 日で、前年に比べ0.10 日減少しています。