医療機関の「益税」是正へ 政府税調、自由診療多い機関対象

日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS12038_S2A111C1PP8000/

 政府税制調査会は12日の会合で、医療機関の税負担が減る「益税」の原因とされる納税制度を見直すことで合意した。社会保険の対象にならない自由診療で多額の収入がある医療機関は、実際よりも多く経費が計上できる可能性がある「概算経費」の適用から外す。収入の大きな医療機関が税負担で優遇される事態を回避する。

 医療機関が収入から差し引く経費を計算する際に、一定の「概算経費率」を適用する対象から自由診療の多い医療機関を外す。厚生労働省の提案に沿って調整を進めることにした。2013年度税制改正での実現を目指す。

 現行の制度は社会保険の診療報酬による収入が5000万円以下の小規模な医療機関が対象。事務負担を軽くするのが目的だが、実際の経費を概算の経費が上回れば、課税対象の所得が減って税負担が抑えられることになる。

 医療機関には診療報酬が少なくても、自由診療で多額の収入のある場合がある。厚労省の調査では制度を適用された医療機関のうち総収入が7000万円を超える層では4割以上が自由診療の収入だった。規模の大きな医療機関は経費率が低い傾向にあり、概算経費を適用すれば「益税」となっている可能性がある。

 制度の問題点は会計検査院も指摘していた。ただ、概算経費率そのものが実際の経費率に比べて高すぎるのではないかという指摘に対しては、厚労省が実態に近いとする調査結果を提示した。今後、詳細なデータを追加して議論を進める。

内閣府・ 平成24年度 第6回税制調査会(11月12日)資料一覧 http://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/zeicho/2012/24zen6kai.html

>>>>自由診療で収入が上がっている部分に課税するのは妥当と考えます。

「手取り収入が15万円…」 歯科医師逮捕 診療報酬100万円着服容疑

msn産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121109/crm12110913280011-n1.htm

2012.11.9 13:27

 診療報酬約100万円を着服したとして、警視庁光が丘署は、業務上横領の疑いで、東京都板橋区南常盤台、歯科医師、細畑広行容疑者(58)を逮捕した。同署によると、「手取り収入が15万円ほどしかなく、家族への仕送りや生活費のためだった」などと容疑を認めている。

逮捕容疑は、練馬区の歯科診療所で医院長として勤務していた昨年8~9月、計2回にわたり、60代の女性患者に行ったインプラント治療の診療報酬計約100万円を着服したとしている。歯科助手に指示して治療したことをカルテに記載させなかったという。

内部調査で不正が判明し、診療所が同年12月、光が丘署に告訴していた。

細畑容疑者は平成17年にも、当時開業していた医院で診療報酬の不正請求を行ったとして、厚生労働省から医業停止1カ月の行政処分を受けていた。

極楽浄土願い?人間の歯4200本発掘 松本の牛伏寺で

信州ライブオン

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_230816

 

松本市内田の牛伏寺(ごふくじ)にあったとされる納骨施設「骨堂」の跡地で、人間の歯4200本余など大量の遺物が発掘された。多くは江戸時代のものとみられ、自然に抜けた歯を納めた可能性がある。同寺や専門家によると、寺で関連の文献は見つかっていないが、県内で同様の風習は確認されておらず、珍しい。

発掘は寺誌の編さん事業の一環。歯を調査した松本歯科大(塩尻市)が1日夜、同寺で編さんに携わる人らに概要を報告した。同大側は、前歯や奥歯などが満遍なくあり、木や石で作られたとみられる入れ歯もあったと解説。すり減り具合などから「若い世代の歯の可能性は低く、生前、自然に抜けた歯を納めた可能性が高い」としている。

江戸や明治の寺を描いた図に現存していない「骨堂」と書かれた場所があり、ことし5月に調べたところ、大量の歯を発見。他に江戸期の貨幣や牛の置物も出土した。

調査に当たり、この日の報告会に出席した県立歴史館(千曲市)の原明芳考古資料課長(56)によると、歯を納める風習は山形県庄内地方にあった。今回、仙台藩で使われていたとみられる貨幣が見つかった点も含め、原課長は「極楽を願い、遠くから歯を納めに来ていた可能性もある」と推測している。

牛伏寺は、厄よけ祈願の寺として親しまれている。副住職の大谷宥秀(ゆうしゅう)さん(35)は「寺のまだ知られていない面が少しずつ見えてくればいい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞)